FOSTEX/FOSTER

FOSTEX FW168HR フルレンジみたいな音域

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【FW168HR】

今回はフォステクスの最新のFWシリーズ16㎝のウーファーFW168HRをご紹介したいと思います。一度見たら忘れないような独特な形状をした斬新なデザインで、高額なシステムにも使われているユニットですので、隅々までこの魅力をご紹介できたらと思います。是非最後までお付き合い頂けますと幸いです。

目次

●特徴

●エッジ

●ダンパー

●フレーム

●スペック

今回はフォステクスの最新のFWシリーズ16㎝のウーファーFW168HRをご紹介したいと思います。一度見たら忘れないような独特な形状をした斬新なデザインで、高額なシステムにも使われているユニットですので、隅々までこの魅力をご紹介できたらと思います。是非最後までお付き合い頂けますと幸いです。

【特徴】

中域の再生能力を飛躍的に向上させることを目的とした、HR振動板を用いた16㎝のウーファーで、45Hz~10,000Hzまで幅広い再生帯域を持っています。ウーファーでありながら、フルレンジのようなユニットになります。

HR振動板のHRとは、(Hyperbolic Paraboloidal Rotation)の略で、従来のHP振動板(Hyperbolic Paraboloidal)のさらに改良を重ねた物になります。HP形状にひねりを加えた3次曲面形状で、HP形状の特徴をそのままに、非対称化を実現したHR振動板は形状剛性が高く共振周波数が高いユニットになります。振動板の素材は、セルガイヤパルプ、バイオセルロースのハイブリッド素材にて、繊維質を主体とした素材の組み合わせで立体構造形成する抄紙を16㎝用設定し、金属振動板に迫る伝達速度を実現とされています。非常に薄く、軽いです。HR振動板にする事でこの軽さを実現できている物と思います。音を言葉にする事は凄く難しいですが、レスポンスが凄いです。フルレンジが好きな方も、好まれると思います。

【エッジ】

見たことが無いような凄いエッジは、UDRタンジェンシャルエッジと言われ、反時計回りに渦を巻いています。材質は、発泡ゴム素材とし、従来のゴムエッジに比べ、軽量かつ高内部損失を持ち合わせています。ボイスコイルの動きに対して、振動板と、エッジが接線方向へ動きます。その為、従来のロールエッジに見られた軸対称の逆共振を抑える事ができます。接線方向へ動く事で強度が上がり、共振が分散する為、ロールエッジに比べピークの発生が抑えられているようです。

【ダンパー】

ダンパーもエッジ同様にタンジェンシャル構造となっており、布なダンパーが形成され、反時計回りへ渦をまいています。大ピストン時、接線状に力が加わり、振動の幅をセーブするよう設計されています。

【フレーム】

フレームはアルミダイカストの高価な作りで、トッププレートは8mm厚のフレームになり強度が非常に高いです。磁気回路には直径145mmの大型のフェライトマグネットとし、重量は1,090gと大きく、ユニット全体の総重量は、3,64Kgと非常に重いです。

今回は、FW168HRのウーファーのみのご紹介となりましたが、T250DというトゥイーターをFOSTEXは推進しています。T250Dのデザインを利用し、ウーファーとトゥイーターの距離を縮め、音源の拡散を防ぎ、ユニット同士のつながりをナチュラルにできます。この二つのユニットの組み合わせは有名で、14,5ℓの容量のBOXに入っているシステムは現在でも、10万円以上の価格となっています。

時にレールから外れた、自分が楽しいと思う、個々の耳に合わせた独自の音作り、音像に最高なユニットと思います。世界に一つだけの、独自のシステムにいかがでしょうか。

【スペック】

インピーダンス
最低共振周波数 45Hz
再生周波数帯域 fo~1,0000Hz
音圧レベル 88dB/W(1m)
マグネット質量 1,090g
総質量 3,64kg
バッフル開口寸法 直径151mm
入力 100w(mus.)
クロスオーバー周波数 2,000Hz以下

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