TANNOY

タンノイ HPD385 メンテナンス方法と内部

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【TANNOY HPD385 バラシた内部】

目次

●磁気回路とフレーム

●パッキン

●コーン紙とダンパー

●内部のホーン

●ターミナル

今回は、前回TANNOYのHPD385について紹介致しましたが、その続きで、5年前くらいにバラバラに分解した時の画像がありますので、今回はそちらを使ってさらに各部分から、内部の構造までとても詳しく御紹介したいと思います。分解した画像はとても貴重な情報となります。スペック等詳しくまとめてありますので、前回の記事と合わせて読んで頂けますとよりわかりやすいかと思います。楽しい記事になるよう書きますので、是非最後までお付き合い頂けますと幸いです。

【磁気回路とフレーム】

マグネットカバーを外し、大きなアルニコマグネットを露出させます。このマグネットには、前回もご紹介した通り、ユニットのそれぞれの担当者のサインが記載されています。ゴールドに輝く美しいフレームは、軽合金のアルミダイカストでできており、合成高く、美しく作られています。5年前の画像で、残念ながら、当時磁気回路は外しておりません。おそらく画像のマグネット周りの4本のボルトを外すと、マグネットを外すことができます。

【パッキン】

エッジ周りのパッキンを取り外します。後ろ側にあるネジを外し、簡単にパッキンを取り外すことができます。金属の板金ごと取れますが、板金からスポンジ状のパッキンを取り外す際は、溶剤を使わないと外すことができません。量産されたオリジナルのユニットは、メンテしやすいよう配慮され、両面テープでエッジがフレームにつけられています。

【コーン紙とダンパー】

パッキン、エッジを取り外したら、ダンパーを外していきます。こちらHPD385のユニットのダンパーは、たった四本のボルトで止まっています。メンテナンスしやすいよう、ボンドは使われておりません。

【内部のホーン】

コーン紙を外すと、内部のホーンがでてきます。タンノイ社独自のツイン・ギャップシステムを採用とし、内部のホーンは、アルミの無垢材を削り出した美しいホーンで、ホーンとギャップがとても巧妙にできています。

【ターミナル】

タンノイは専用ネットワークがあり、下の四つ穴があいている部分に、専用のネットワーク配線を差し込みます。ターミナル内部はこのようになっています。上の穴二つの、内側がウーファー配線、外側がトゥイーターの配線になります。

今回は、コーン紙、ダンパーを外し、振動板内部のご紹介となりました。TANNOYのユニットはメンテナンスしやすいよう、ボンドが使われていない部分が沢山あり、とても巧妙に作られております。是非メンテナンスをする際などに、お役立ていただければ幸いです。

最後までお付き合い頂きありがとうございました。

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