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KENWOOD ケンウッド LSF-555 強剛性システムの気になる内部

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【KENWOOD LSF-555】

今回は、前回のLSF-333に続き、ケンウッド、LSF-555についてご紹介したいと思います。タイトルに記載の通り、全体的に合成がとても強くなっています。内部確認を行いながら、内部がどのような構造になっているのか詳しくご紹介したいと思います。この記事を読んで頂ければ、ユニットの外し方等、わかるかと思います。メンテナンスや、ユニットの交換を行う際にお役立て頂ければと思います。

目次

●ウーファーの外し方

●トゥイーターの外し方

●ネットワーク

●エンクロージャー

●スペック

【ウーファーの外し方】

90年代の後期頃発売され、当時発売価格はペアで約50000円のシステムでした。ウーファーは、15㎝のコーン型ウーファー【型式 T10-0743-03】にて、センターキャップには、LSFシリーズ特有のコーンケーブスタイルとなっています。フレームは、ダイカスト製になっており、強靭な造りとなっています。又、この当時主流であったブラウン管テレビなどに影響を及ぼさないよう、防磁設計され、ダブルマグネットとなっています。ユニット取り付けネジが一切見えない美しいデザインで、ウーファーを取り外す際は、エッジの周りのパッキンが接着剤で付いているので、引っ張って外すと、取り付け用のネジが4本出てきます。かなり強力な接着剤で取り付けられており、溶剤を使い綺麗に取り除きます。

【トゥイーターの外し方】

高域には、2.8㎝のソフトドーム型トゥイーター【型式 T03-0650-03】となっております。正面からのネジの取り付けではなく、ボックスの内部から左右の二本のネジで取り付けられています。トゥイーターの取り外しは後面にあるバスレフのダクトを外すと簡単に外す事ができます。正面の強靭なダイカストのバッフルと合わせてご覧ください。マグネットは、こちらもウーファー同様に防磁設計されています。

【ネットワーク】

ネットワークは、基盤で作られており、クロスオーバー周波数は2,200Hzとなっています。ターミナルは、バナナプラグ対応の金メッキターミナルとなっており、とても高級感があります。

【エンクロージャー】

後面に、バスレフのダクトがあり、豊かな低音で、聞き疲れしない美しい音となっています。エンクロージャーはMDF素材で作られており、エンクロージャーの形状や、正面のダイカストバッフルまで細部に渡る細かな配慮がみられます。低域が突出するよう設計されており、ダイカストの正面バッフルも左右で少し角度が違うよう、音が消しあわないよう角度に違いを持たせた設計がされています。

【スペック】

スピーカーユニット

ウーファー150mm 【型式 T10-0743-03】

トゥイーター28mm   【型式 T03-0650-03】

瞬間最大入力 100W
インピーダンス
再生周波数特性 45Hz~30,000Hz
クロスオーバー周波数 2,200Hz
出力音圧レベル 85㏈/W(1m)
重量 8.1㎏/(一本)
外形寸法 W216×H352×D326mm

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