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KENWOOD LSF-777 トゥイーターの凹みの謎に迫る

【KENWOOD LSF-777】

今回は、前回のLSF-555に続き、LSF-777についてご紹介したいと思います。ケンウッドLSFシリーズの中でも最高級のシステムです。今回はシステムのご紹介はもちろん、このLSF-555や、LSF-777に多く見られる、トゥイーターの凹みについて分かったことをご紹介したいと思います。

目次

●ウーファー 振動板

●トゥイーター

●ネットワーク

●スペック

●トゥイーター凹みの謎

ユニットの外し方はこちらを参考にください。

【ウーファー 振動板】

1990年代後期、当時ペア90000円の高級機でした。リアルウッドの突板で形成されたとても高級感のある美しいシステムになります。ユニットの構成はLSF-555とほぼ同じで、ウーファーは15㎝のコーン型ウーファー【型式T10-0738-03】で、コーン紙はコルゲーションの入った振動板となっています。センターキャップはLSFシリーズの全てに採用されているコーンケーブスタイルのセンターキャップとなっています。フレームは、555と同じフレーム、磁気回路となっています。正面のダイカストバッフルも同じで、ユニットの取り付け方も同じです。

【トゥイーター】

高域は、2.8㎝のソフトドームトゥイーター【型式T03-0650-03】となっており、こちらは、LSF-555と同じ型式、同じトゥイーターとなっております。当時ブラウン管テレビが主流であった時代、低域、高域と防磁設計され、ブラウン管の画面に影響がでないよう設計されています。後面のバスレフのダクトを外し、長いドライバーで比較的簡単に取り外す事ができます。

【ネットワーク】

ネットワークは、基盤を用いて、クロスオーバー周波数2,200Hzとなっており、自然な音の繋がりを感じます。後面のターミナルは、555と同じ物で、バナナプラグ対応の高級金メッキターミナルとなっています。エンクロージュアは、リアルウッドのウォールナットの突板で美しく作られ、高級感を感じます。正面バッフルは、角度を変え、音と音がぶつかり消し合わないよう設計されています。

【スペック】

ユニット

低域 15㎝コーン型

高域 2.8㎝ドーム型

インピーダンス 6Ω
再生周波数帯域 45Hz~30,000Hz
最大瞬間入力 100W
出力音圧レベル 84㏈/W/(1m)
クロスオーバー周波数 2,200Hz
重量 8.7㎏(一本)
最大外形寸法 W216×H352×D326mm

【トゥイーターの凹みの謎】

LSF-555や、LSF-777で、トゥイーターが歪んでいる物、潰れている物をよく見かけます。同じ潰れ方、歪み方で触っていないのに潰れていたなど、お聞きする事が多く、気になっていました。

トゥイーターのドームの振動板は、極めて薄く軽いテトロン素材に音響的に優れた制動剤を塗布したものを使っています。又、最低共振周波数を低くするために、スピーカーの後面のキャビティを大きく取った設計の為、気圧の影響を受けやすく、どのシステムでも内部圧力が抜けるよう、目で見えない程の小さな穴があるかと思います。憶測に過ぎませんが、気候が影響し塞がってしまった、又は、その対策を検討していなかったものと思います。高地で生産された物は気圧の変化に耐えられずに自然に潰れてしまった物が多発したと考えられます。例えば、ポテトチップスの袋が高地に行くとパンパンになったり、山で飲んだペットボトルが山を降りると潰れてしまう現象と同じです。現在潰れていない物は、運よく内部の圧力がうまく抜けた物と思います。実際に生産されていた地は標高の高い場所であったというのはわかったのですが、トゥイーターの凹みの謎は憶測にすぎません。参考までにお願い致します。

今回は、ケンウッドの最高にかっこいい、高級感あふれるシステムのご紹介となりました。現在では当時の金額では作れない手の込んだシステムだと思います。LSFシリーズにつきましては、LSF-333、LSF-555とまとめてあり、LSF-777のユニットの外し方は、LSF-555を参考にください。

KENWOOD ケンウッド LSF-555 強剛性システムの気になる内部全体的に合成がとても強くなっています。内部確認を行いながら、内部がどのような構造になっているのか詳しくご紹介したいと思います。この記事を読んで頂ければ、ユニットの取り付けが見えないデザインですので、ユニットの外し方等、わかるかと思います。メンテナンスや、ユニットの交換を行う際にお役立て頂ければと思います。...

最後までお付き合い頂きありがとうございました。

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