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ONKYO D-202AX システム紹介とメンテナンス まとめ

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ONKYO D-202AX

今回は、ONKYO D-202AXについて、ご紹介しようと思います。リアルウッドの突板仕上げの美しいエンクロージャーがとても魅力のシステムになりますが、見た目だけではなく、内部も時代に合わせて手の込んだ物となっています。システム紹介はもちろん、エンクロージャーの傷を消すメンテナンスまでご紹介しますのでお楽しみ頂ければ幸いです。

目次

●システム紹介

●ユニット紹介

●詳細スペック

●エンクロージャー メンテナンス

●綺麗に仕上げるポイント

●システム紹介

発売は、1998年頃、当時ペアでの価格が、76,000円と高級機でした。一番先に目に入るエンクロージャーはMDF素材に、リアルウッドの突板が貼られています。正面にバスレフダクトがあり、音質、見た目と、とても美しい仕上がりとなっています。一番下に箱の全体の小傷を消すメンテナンスもご紹介していますので、是非最後までお付き合いください。

●ユニット紹介

【ウーファー】

低域用のウーファーは、16㎝の完全防磁型の大型磁気回路を採用しています。

振動板は、ONKYO独自のOMF(Onkyo Micro Fiber)の特殊な抄紙素材で、振動板カラーは茶色となってます。エッジは、キメ細かなクロスエッジとなっています。磁気回路は、ブラウン管のテレビの時代に合わせて、テレビに影響が出ないよう設計されています。ウーファーはネットワークフリーとなっています。

【トゥイーター】

トゥイーターは、2.5㎝のソフトドームのトゥイーターとなっています。

とても優れたこのトゥイーターの振動板は、テトロン素材に、制動剤が塗布されている振動板となっています。クロスオーバー周波数は、3,000Hzで設定されており、磁気回路は、こちらも外部の機器に影響がでないよう、ダブルマグネット(キャンセルマグネット)を採用しています。

背面にはバナナプラグ対応の高級ターミナルが取り付けられており、クリアな音質で、高級感溢れるおススメのスピーカーです。

●詳細スペック

ユニット 低域 16㎝コーン型ウーファー
高域 2.5㎝ソフトドーム型
再生周波数帯域 35Hz~35,000Hz
定格入力 30W MAX80W
インピーダンス
出力音圧レベル 89㏈/W/1m
クロスオーバー周波数 3,000Hz
サイズ W205mm×H335mm×D296mm
重量 6.8㎏ (一台)

●エンクロージャーメンテナンス

ONKYOのD-102AXや、202AXシリーズの美しい、突板仕様は、突板の上からクリア塗装が施されています。このクリア塗装も、経年とともに、小傷が増え、クリア感が薄れてきます。今回は、クリアな表面を復活させ、なおかつ、浅い傷も綺麗に消そうと思います。

このONKYOシリーズの、エンクロージャーにおススメは、二つあり、傷が少ない物はコンパウンドを使い表面をとても透き通るクリアにしていきます。オススメはHoltsの液体コンパウンドです。

傷が多い物は、樹脂ワックスがとても綺麗になります。ボディーコーティングをし、透明の塗膜が綺麗に復活しますのでおススメできますが、難易度がやや高いです。

●綺麗に仕上げるポイント

オリジナルで状態が良い場合は、このような改造はおすすめしません。オリジナルが最も価値があると思います。この方法は傷が酷く状態が悪い物にとても効果がある方法です。

ワックスを塗る前にきちんと、傷の補修、汚れを取る事が最も綺麗に仕上げるポイントです。またサランネット用のゴムブッシュがついているとその部分がムラになりやすいので、外してから塗ることをおすすめします。このゴムブッシュは爪を引っ掛けると簡単に外すことができます。

又、塗り方のコツとしてワックスは、四方に拭いてしまいますと、ムラになりますので、突板の方向に合わせてやや多めに塗られるのが良いかと思います。

※オイルフィニッシュされた物や、油性の塗膜があるものには使えません。

塗り方も、人それぞれですので、なかなか難しいですが、慣れている方であればムラ無くとても自然に仕上げることができます。ムラになると台無しになってしまいますので自己責任でお願い致します。

 最後までお付き合い頂きありがとうございました。

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