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YAMAHA NS-1000M 固着しているウーファーの内部は地獄だった

今回は、ヤマハNS-1000Mのウーファーの固着について、気づいた事や、わかった事をまとめたいと思います。実際に脱磁して、希少なバラバラの状態でご紹介できますので是非参考にして頂けたらと思います。内部は地獄のような光景でした。

●固着とは

強い衝撃を受けた時や、磁気回路の錆が原因で、接着剤が浮きマグネットがずれ、ボイスコイルに当たり、音が出なくなる現象をいいます。この時振動板は全く動かず、音はとても小さいです。

YAMAHA NS-1000Mは、ご存知の通り1974年~1997年まで、延23年間販売していた誰もが知る名機です。この23年間という長い期間で、もちろん経年とともに見えない部分の改良が施されてきたと思いますが、今回気になっているウーファーの固着に関する問題は、いろいろな情報があります。密閉型の為湿度が抜けにくい事でウーファーを錆させ固着を引き起こすと言う説や、ある年代の使用する接着剤の成分に腐食を引き起こすものが入っていたと言う説など様々です。

今回の記事で、実際に固着を引き起こしたユニットの磁気回路内部、錆の発生具合、接着剤はどのようになっていたか、気になる部分がどのような腐食を起こしていたか良くわかると思います。

【固着したユニット】

脱磁をすると、既に固着で崩れてしまった、エポキシの接着剤は、接着面を剥がれ、フェライトマグネットは簡単に外す事ができました。写真でご覧の通り全くついておりません。

エポキシの接着剤でカチカチに固まっている状態の中にある白い粉状の物が点々と多数に渡ってあります。写真で見て分かる通り、エポキシが付いていない部分には腐食(錆)が見られず、エポキシの接着剤が塗られている部分に錆が多く発生している状態です。

ヨークの周りには、白い粉状の腐食物が大量にこびりついていました。この白い粉状の物はヴォイスコイルにまで及んでいます。正確に決定付ける原因の解明はできませんでしたが、個人的な意見としましては、10,000番代~60,000番代までの磁気回路に錆の発生、固着が多いように感じます。今回ご紹介に使ったこのユニットは30,000番代の物です。実際に一万番代でも錆の発生が全く出ていない物がありますので、もちろん根拠のない情報にすぎません。

今回ご紹介させて頂いた、固着ユニットの内部がどのような状態であったか、なにかの参考にして頂けますと幸いです。

最後までお付き合い頂きありがとうございました。

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