CORAL

コーラル CORAL DX-5を内部まで詳しく紹介

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80年代にCORALから発売された、DX-5は一台49,800円とても高価なシステムでした。今回は、CORAL DX-5について詳しく内部までご紹介したいと思います。現在ではとても貴重なシステムになります。是非最後までお付き合いください。

目次

●システム紹介

●新素材を駆使した26㎝ウーファー

●超硬質軽合金の7㎝ハードドームスコーカー

●音に艶を出す2㎝ハードドームトゥイーター

●エンクロージャー

●ネットワーク

●スペック

●システム紹介

正統派、基本を変えずに基本を超えるシステムをコンセプトに、膨大な情報量を持つ音源を忠実に再現すること、より高い音楽的感性の理想を目指し作られたこのシステムは、26㎝のウーファーを搭載した3wayシステムとして仕上げられました。最新のテクノロジーや、新素材の駆使によりレコーディングの情報を余すことなく再現します。

●新素材を駆使した26㎝ウーファー

コーン紙の振動板には当時新素材であった、カーボングラファイト入りのコーン紙を採用しています。低音域の伸び、楽器の低位、正確で明確な音場を再現します。

とても軽いコーン紙にコルゲーションを入れ、エッジは高復元力のあるクロスエッジ、Kevlar繊維で構成したダンパーにて、とても軽やかなピストンを得ています。フレームは高価なアルミダイカストフレームにて頑丈に作られています。

DX-5は150Wの情報量の多いパルシブなプログラムソース入力に対しても余裕をもって応答することができるよう、高エネルギーの有効磁束を均等分布するように設計された磁気回路と、高耐入力のロングボイスコイルで強力な駆動力となっています。

●超硬質軽合金の7㎝ハードドームスコーカー

プログラムソースの情報量の最も豊かな中音域は楽器やボーカルの低位に大きく関わる帯域で音楽を鳴らすのに最重要ポイントです。それを踏まえてDX-5は、新素材であるATMC超硬質軽合金のハードドームダイヤフラムを採用、更にサファイアにほぼ近い硬さの厚膜で内外面を表面処理、サンドイッチ構造としたので適度な内部損失となり、高域再生限界以下の再生帯域において、位相特性の劣化による影響が最小となり、クリアな音色となっています。

エッジには、大入力時のリニアリティの良い、タンジェンシャルエッジを採用し、クロスオーバー周波数附近における位相特性を理想的にするため、特性エラストマーを含む過度特性の良い新しい複合ポリマーを採用しています。ボイスコイルには無酸素銅を被膜した純アルミリボン線を用い、瞬間最大入力300Wのパワーに耐えれる程の高耐入力となっています。

フレームは高価なアルミダイカストフレームにて、磁気回路には、吸音材が詰められたリアカバーが付けられています。

●音に艶を出す2㎝ハードドームトゥイーター

音に艶を出してくれる高域のトゥイーターです。振動板ダイヤフラムは、属性の限度まで薄肉化したうえに、スコーカーと同じ新開発のATMC超硬質軽合金のハードドームで超硬質の表面処理が施され、理想的な軽量高剛性となり、超高音域まで帯域が伸び、再生周波数35,000Hzまで再生可能になっています。

フレームは、高価なダイカストフレームにて頑丈に作られています。

●ネットワーク

3wayの自然な音の繋がりを求めたディバイディングネットワークは、高品位ユニットにふさわしい高価パーツを用いて、電気特性と聴感の両面で作られています。クロスオーバーネットワーク周波数500Hz/7,000Hzに設定されています。

●エンクロージャー

エンクロージャーは、ウォールナット調仕上げとなっています。アッテネーターを含め、全てのユニットがエンクロージャーに埋め込まれ、完全に平坦化し、反射波による干渉を少なくしています。

●スペック

ユニット

26㎝コーン型ウーファー
7㎝ハードドーム型スコーカー
2㎝ハードドーム型トゥイーター

再生周波数帯域 35Hz~35,000Hz
定格入力 150W
瞬間最大入力 300W
インピーダンス
出力音圧レベル 92㏈/W/m
クロスオーバー周波数 550Hz/7,000Hz
外形寸法 幅315mm×高さ585mm×奥行320mm
重量 17㎏

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