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DENON DP-3000 回転異常の改善と調整方法

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今回は、DP-3000の回転ムラや回転異常についてご紹介したいと思います。この回転異常は、ヤフオクなどの説明文にも良く書かれている、ストロボが少し流れるといったものや、高速回転するという現象など様々です。調整がズレている事で発生しやすい回転異常ですので、きちんと調整することで改善できるかもしれません。壊れてしまった部品を交換する前や、処分する前に是非お試し頂ければと思います。

目次

●原因は何なのか

●磁気コーティング

●磁気ヘッドのズレと調整方法

●ストロボが流れる原因と調整方法

DP-3000の詳しいスペック

●原因は何なのか

原因は様々にあると考えます。

●磁気コーティング面を溶剤などを使って掃除、又は研磨してしまった。

●磁気ヘッドのズレと調整方法。

●回転数調整ボリュームのズレ

●部品の故障。

など様々です。

●磁気コーティング

ターンテーブル内側には、DENON独自の磁気ヘッドで読み込む為の磁気コーティングが施されています。この磁気コーティングを、溶剤や、メラニンスポンジなどで掃除してしまうと、塗膜が傷付き、読み込まなくなってしまいます。

●磁気ヘッドのズレと調整方法

DENONのオリジナル設定では、磁気ヘッドと、磁気コーティングの隙間は、0.2mm~0.25mmとされています。この極小さな間隔がズレていると磁気ヘッドが読み込めず高速回転の原因になります。

調整方法はとても簡単です。磁気ヘッドのボルトを緩めて、紙二枚を挟んでボルトを締めれば完了です。

磁気ヘッドは、斜めではなく、真っすぐ向くように調整し、締めてください。この調整で高速回転が直らなかった場合は、部品の破損が原因かと思います。

●ストロボが流れる原因と調整方法

回転数の切り替え時にストロボがやや流れるといった現象を良く聞きます。DP-3000では、モーター底の部分にマイナスドライバーを使って、回転数を調整する機能が備わっています。ストロボが流れるといった原因は、この調整がズレてしまっている事が原因だと思います。

調整方法はとても簡単。です。スピード選択ボタン『45』を押して、モーターの底にある45回転用の穴にマイナスドライバーを入れ、ストロボの流れが静止するようにスピード調整ノブを調整し、次にスピード選択『33』を押して、33回転用の穴にて、ストロボの流れが静止するよう同じように調整すれば、流れるといったトラブルを改善することができます。

下記画像は、底面を写した物ですので、調整時は水平な台の上に載せて、下からマイナスドライバーを入れて窓を見ながら調整ください。

今回は、DP-3000の回転異常についてご紹介致しました。この記事がどなたかのお役に立てればとても嬉しいです。DP-3000についての詳しいスペックは別記事にてまとめてありますので、合わせて読んで頂けますと幸いです。

調整方法はとても簡単ですので是非調整してみてください。

最後までお付き合い頂きありがとうございました。

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