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YAMAHA NS-5 システム紹介と内部ユニット

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90年代に発売された、YAMAHA NS-5はペア50,000円と高価なシステムでした。一見変わった見た目の振動板を持ったNS-5のシステムですが、高級機であるNS-1classicsの後に発売されたシステムで、振動板がとても似ています。今回は、YAMAHA NS-5について内部や、スペック等詳しくご紹介したいと思います。

目次

●ユニット紹介

●エンクロージャー

●ネットワーク

●スペック

●ユニット紹介

低域には、13㎝のコーン型ウーファーにて、振動板は、ポリプロピレンに雲母が混成されているようです。とても特殊な耐久性の高い振動板ですが、簡単に光が透ける半透明の振動板となっています。

オリジナルのエッジは、特殊な樹脂製のクリームカラーのエッジで、経年とともに耐久性が失われ変形が見られます。今回は黒色のゴムエッジに張り替えました。残念ながら張替え時の写真を撮り忘れました。磁気回路は、当時主流であったブラウン管テレビに対応できるよう防磁設計がされています。

高域には、2.5㎝のソフトドームトゥイーターを搭載しています。カラーが特殊なトゥイーターですが、とても薄く柔らかいです。フェノール樹脂を含侵されており、柔らかい中に弾力もあります。

フレームはアルミダイカストフレームにて、頑丈に作られています。磁気回路はキャンセルマグネットとなっており、こちらも防磁設計が施されいます。

●エンクロージャーとネットワーク

エンクロージャーはMDF素材を使用しています。後面には開口39φのバスレフポートを搭載しており低域を豊かにしています。ネットワークは、クロスオーバー周波数4,000Hzに設定されており、後面のターミナルはバナナプラグ対応のターミナルとなっています。

●スペック

ユニット

13㎝コーン型ウーファー
2.5㎝ソフトドーム型トゥイーター

再生周波数帯域 55Hz~30,000Hz
定格入力 40W
瞬間最大入力 120W
インピーダンス
出力音圧レベル 90㏈/W/m
クロスオーバー周波数 4,000Hz
外形寸法 幅206mm×高さ338mm×奥行250mm
重量 6.07㎏
エッジサイズ コーン直径99mm
ロール外形120mm

最後までお付き合い頂きありがとうございました。

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