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ウッドコーンスピーカーの魅力

今回は、ウッドコーンについてご紹介しようと思います。楽器の美しい木の響きをスピーカーに求めたウッドコーンの振動板で、比較的新しく思うウッドコーンのシステムですが、発想から30年以上の時の経過があります。今回はウッドコーンについて、資料やカタログをもとに魅力をご紹介したいと思います。是非最後までお付き合い頂けますと幸いです。

目次

●ウッドコーン

●経年劣化と環境変化

●ウッドコーンシステム

●ウッドコーン

『スピーカーは楽器であってほしい』という想いから生まれたウッドコーンスピーカーですが、バイオリンや、ギター、クラリネット、ピアノと美しい音色を奏でる楽器のほとんどが木で作られています。

木は音の伝達速度が速く、内部損失が高い性質を持っています。余分な振動を適度に吸収し、又、木の木目の方向により伝達速度が異なる為、振動板に発生する共振を低減してくれる凄い理想的な素材と特徴を持ち合わせています。

ウッドコーンの振動板は、0.28mmというとても薄い単板シートを用いて成型されています。当時、成型時や環境変化によって様々な大きな課題があったようです。

●経年変化と環境変化

大きな課題は、割れやすさと、湿度や温度による変形という性質に大きな壁があったようです。ウッドコーンの振動板は、厚さ0.28mmというとても薄い単板シートを用いてプレス成型されていますが、当時このプレス時に割れてしまうといった事が一つ目の大きな課題であったようです。木の性質を見て、水に漬けたり、蒸気で蒸したり、薬品を使ったりと様々な事を試されたようですが、うまくいかなかったようです。

そんな時に思いついたのが、日本人ならではの日本酒にスルメイカだったそうです。とても固いスルメイカですが、日本酒に一晩漬けておくと柔らかくなる。そんな日本人ならではの体験からウッドコーンの成型時に起きる割れをクリアできたとされいます。

もう一つの課題である湿度や、温度による振動板の反りの課題になります。生の木は空気中の湿度の変化により、乾燥と吸湿をし、同時に収縮と膨張を起こし形状保持ができなく反りの発生という課題があったようです。これらの二つの課題を5年越しで解決されたウッドコーン振動板ですが、最終的には木材専用の熱硬化樹脂をバランス良く調合し、成型工程中に含侵させ、熱プレス成型を行い、最終工程で防湿剤を塗布するといった、工程でこの暖かい温もりある音質のウッドコーンが作られているようです。

●ウッドコーンシステム

現在は、8.5㎝、9.0㎝のウッドコーンを用いたフルレンジから、2㎝のウッドドームトゥイーターを搭載した11㎝、14.5㎝のウーファーでの2wayモデル、50,000Hzまで再生可能のハイレゾに対応した物まで様々なシステムが発売されています。

私のパソコンの周辺機器では8.5㎝径のウッドコーンスピーカーを使わせて頂いているのですが、8.5㎝口径とは思えない迫力のある音楽、艶のある音を楽しませて頂いています。

今後も違った口径のウッドコーンシステムなどもご紹介していけたらと思っています。ご興味がある方は是非聞いてみてください。

最後までお付き合い頂きありがとうございました。

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