Lo-D

Lo-D スピーカー HS-630 メタル振動板にダイカストフレーム

今回は、Lo-Dから発売された、フレームも振動板もアルミで作られている高級システム。HS-630について内部まで詳しくご紹介したいと思います。とても手の込まれている豪華なシステムなんですが何故かヤフオクやリサイクルショップなどでも比較的安価で売られています。今回はこのシステムの価値を上げるべく、内部までとても詳しくご紹介したいと思います。

目次

●システム紹介

●ユニット紹介

●詳細スペック

●LO-D HS-630 システム紹介

発売は70年代の後期頃、ペア価格150,000円の高級システムでした。ユニット構成は、低域に30㎝のコーン型ウーファー、中域に5.5㎝のコーン型スコーカー、高域に2.2㎝のドーム型トゥイーターを搭載しています。

全ての振動板、フレームにアルミ合金を採用しています。メタル振動板は、軽量かつ湿度変化による音質低下が少ない特徴を持っており、さらに強靭なアルミダイカストフレームにすることで、音質のパフォーマンスを向上させています。

エンクロージャーは、幅400×高さ710×奥行380mmと中型クラスの大きめサイズで、正面にはバスレフポートを備えており、低音域に拘りのあるキャラクターを持っています。

●ユニット紹介

低域には30㎝のメタルコーン型ウーファー(型式 L-3003)を搭載しています。30㎝のひときわ目立つ大きなメタル振動板で、フレームもアルミダイカストで頑丈に作られています。エッジはギャザードエッジにて伸び縮みの応力が一定で大振幅、エッジの共振による歪を低減、最低共振周波数を下げることができるV型のエッジを搭載しています。

中域には5.5㎝のメタルコーン型スコーカー(型式 M-5501)を搭載しています。網内部の振動板を見ると二種類の振動板を一つにしたような振動板になっています。背面にはバックキャビティを設けて、ウーファーからの背圧を防止するほか、最低共振周波数を下げ、小入力時に起きる低域不足の改善をしています。

高域には2.2㎝ドーム型トゥイーター(型式 H-2201)を搭載しています。ダイカストフレームでズッシリと重厚感があります。

ネットワークはエンクロージャー内部の吸音材に隠れています。クロスオーバー周波数700Hz/4000Hzに設定されており、エンクロージャーはパーティクルボードで組まれています。正面のバッフル版に、中域と、高域用にレベルコントロールを搭載しています。

●詳細スペック

仕様3WAY バスレフ方式 ブックシェルフ型
ユニット30㎝コーン型ウーファー(型式 L-3003)
5.5㎝コーン型スコーカー(型式 M-5501)
2.2㎝ドーム型トゥイーター(型式 H-2201)
最大入力140W
インピーダンス
再生周波数帯域30Hz~20,000Hz
出力音圧レベル92㏈/W/m
クロスオーバー周波数700Hz/4,000Hz
外形寸法幅400mm×高さ710mm×奥行380mm
重量25㎏

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