PIONEER

PIONEER PIM-20A 現在にはない 歴史を感じるフルレンジユニット

今回は60年代にPIONEERから発売されたメカニカル2ウェイのアルニコ磁気回路を用いたフルレンジユニットPIM-20Aをご紹介したいと思います。あまり情報が無い為、写真を沢山載せてこの希少なフルレンジユニットを残したいと思います。

●システム紹介

発売は60年代初期にて発売当時はPIM-8という型番でしたが、インチの表記からセンチ表記に変わった時にPIM-20Aという型式になりました。

当時一本価格が2,900円とされ、HiFiが一般家庭に浸透していく時代のフルレンジで、現在ではほとんど見られない希少な物と思います。

機械的には2way構造ではないのですが、2wayと同様の性能を持つフルレンジユニットで、少ないコストと小さなキャビネットで手軽に音楽を楽しむことができるということで、アメリカでも話題となったようです。

二つの異なる振動板を用いて、ウーファーのコーン紙には実験と視聴をかさねて窓を設けてあります。

この窓が、メカニカル フィルターの役目をしており、低音は大口径のコーンから、高域は中央部のコーンから再生されることによって、幅の広い帯域を再生可能とし、f0~16,000Hzまで再生可能で、又、99.5㏈/W/1mという超高能率なユニットとなっています。

磁気回路は強力な磁束密度を持つアルニコマグネットにて、実際にカバーを外してみました。

●詳細スペック

仕様20㎝メカニカル2ウェイ フルレンジユニット
インピーダンス8Ω/16Ω
再生周波数帯域f0~16,000Hz
定格入力6W
出力音圧レベル99.5㏈/W/m
サイズ直径205mm×奥行105mm

個人的にも歴史を感じるフルレンジがとても大好きです。現在では非常に希少な存在であると思います。歴史の中で活躍したユニットを実際に手に持って、今後も沢山ご紹介できたらと思います。

最後までお付き合い頂きありがとうございました。

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