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YAMAHA AST-S1 ユニット紹介とスペック

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今回は80年代にYAMAHAから発売されたシステムAST-S1をご紹介したいと思います。新技術のActive Servo Technologyを取り入れたシステムで、ボックス内部の空気振動を利用し超低音再生が可能となっています。今回はこのエンクロージャー内部がどのようになっているのか、又どういったユニットが使われているのか詳しくご紹介したいと思います。

●システム紹介

発売は90年代、当時ペア価格が73,000円と高価なシステムでした。普通のアンプで聞いても豊かな低音とクリアな高域で楽しめるのですが、AST-S1には専用のアンプAST-A10が発売されています。この専用のアンプを使用することで本領を発揮するシステムで、28Hzの低音再生が可能、最大音圧112㏈という凄いパワーを持っています。

ユニット構成は低域に16㎝のコーン型ウーファー、高域に2.5㎝のソフトドーム型トゥイーターで強靭なダイカストフレーム、全てのユニットが防磁設計となっています。

塩ビ仕上げのエンクロージャーは、幅188×高さ297×奥行230mmと小型で、正面には3.6㎝径のエアーウーファーを搭載しています。

●ユニット紹介

低域には16㎝のコーン型ウーファー(型式 JA-1612A)を搭載しています。振動板はポリプロピレンの樹脂製の振動板となっており、オリジナルのポリウレタンエラストマーのエッジは加水分解によってバラバラになってしまっています。

フレームは分厚いアルミダイカスト製で、大きな磁気回路は防磁設計となっています。フレームは、グレー色のメタリック塗装が施されており、エッジを張り替える際などに溶剤などがフレームに付くと塗装が剥がれてしまいますのでエッジ張り替えをご自身で作業される方は養生をしてから作業をした方が綺麗に仕上げることができると思います。

高域は、2.5㎝のソフトドーム型トゥイーター(型式 JA-05A7)を搭載しています。フレームはアルミダイカスト製で、磁気回路はウーファー同様に防磁設計となっています。

ネットワークはクロスオーバー周波数2500Hzに設定されています。

●詳細スペック

仕様 2way ASタイプ 防磁設計
ユニット 16㎝コーン型ウーファー     (JA-1612A)
2.5㎝ソフトドーム型トゥイーター(JA-05A7)
再生周波数帯域 28~20,000Hz
最大音圧 112㏈/SPL/1kHz
サイズ 幅188×高さ297×奥行230mm
重量 6.0㎏

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