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JBL 4401 小型のcontrol monitor ユニット紹介とスペック

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今回は80年代初期にJBLから発売された小型モニターJBL 4401をご紹介したいと思います。大型のプロ向けのシステムが沢山あるJBLですが、プロ用の技術を生かして開発された小型の2wayモニターです。エンクロージャーに収められているユニットがどのような物なのか、エンクロージャー内部まで詳しくご紹介したいと思います。

●システム紹介

発売は80年代初期、当時ペア価格が124,000円と高価なシステムでした。

ユニット構成は低域に17㎝のコーン型ウーファー、高域に2.5㎝のアルミのハードドーム型トゥイーターを採用され、ウーファーフレームは強靭なダイカストフレームとなっています。

ウォールナット仕上げの美しいエンクロージャーは、幅238×高さ375×奥行203mmと小型で、正面には50φのバスレフポート、高域用のレベルコントロールを搭載しています。この高域用のレベルコントールは正面のサランネットを装着しても調整できる仕様となっています。

●ユニット紹介

低域には17㎝のコーン型ウーファー(115H)を搭載しています。振動板はJBL特有の、LE8Tなどにも採用されているサメ肌のホワイトコーンとなっており、オリジナルのウレタンエッジは加水分解によってバラバラになってしまっています。

フレームは分厚いアルミダイカスト製で、磁気回路は大きなフェライトマグネットとなっています。

高域は、2.5㎝アルミのハードドーム型トゥイーター(型式 034)を搭載しています。磁気回路は大型のフェライトマグネットにて、不要な共振を抑える為に、ウーファー、トゥイーターとエンクロージャーとフレームの隙間にガム状の振動吸収材を使用しています。

ネットワークはクロスオーバー周波数2,500Hzに設定されており、ネットワークは豪華な大きなコイルが使われいました。

●詳細スペック

仕様 2way バスレフ方式 ブックシェルフ型
ユニット 17㎝コーン型ウーファー     (115H)
2.5㎝ハードドーム型トゥイーター(034)
インピーダンス
再生周波数帯域 70~18,000Hz
出力音圧レベル 88㏈/W/m
クロスオーバー周波数 2,500Hz
サイズ 幅238×高さ375×奥行203mm
重量(実測) 7.5㎏

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