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ONKYO D-77FXII ユニット紹介と詳細スペック

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今回は、ONKYOの3wayシステム、D-77FX2をご紹介致します。D-77FXの改良型にて従来からのコンセプトである肉声、ヴォーカルの歌声を綺麗に鳴らすことに拘ったシステムで、高域にSHホーンを搭載した豪華なシステムになります。どのような内部になっているのか、ユニット紹介も合わせて詳しくご紹介したいと思います。

●システム紹介

発売は1992年、当時ペアでの価格が124,000円と高価なシステムでした。ヴォーカルの歌声が集中する周波数帯域を全てのユニットでカバーするMID4コンセプトを採用しています。

ユニット構成は低域に27㎝コーン型ウーファー、中域に16㎝コーン型スコーカー、高域にSHホーントゥイーターで構成されており、カットオフ周波数2,300Hzに設定され、聞いた時の感想はやはり中域の音圧が豊かに感じます。

当時ブラウン管テレビが主流であった時代に合わせて、全てのユニット磁気回路にキャンセルマグネットが採用されています。

とても手の込まれたエンクロージャーは、音響的に優れた高密度のパーティクルボード素材で組み込まれ、中域と高域用に個別の部屋を用意し、ウーファーからの背圧による影響を遮断しています。

●ユニット紹介

低域用のウーファーは、27㎝のコーン型ウーファーにて、振動板は、ONKYO独自のバイオクロスコーンという特殊な抄紙素材となっています。オリジナルのエッジはポリウレタンエラストマー素材にて、経年による加水分解によって現在では割れてしまっているものを多く見かけます。磁気回路は当時ブラウン管テレビが主流であった時代に合わせて、他のAV機器に影響が出ないようキャンセルマグネットとなっています。

中域は、16㎝のコーン型スコーカーにて、ウーファー同様振動板はバイオクロスコーンが採用されています。ウーファー同様にオリジナルのエッジに使われていた材質は、ポリウレタンエラストマーが採用されており、加水分解を起こし割れてしまっています。大きな磁気回路は、フェライトマグネットにて、磁界影響を防ぐ為、こちらもキャンセルマグネットとなっています。

高域にはSHホーントゥイーターを搭載しています。音楽再生に艶を出してくれるこのホーン型トゥイーターは、肉厚のアルミ合金で造られています。音響独自に開発した量産化技術で、狭キャッブ、精密な造りとなっています。

ネットワークはユニットごとに分割されており、相互干渉な無くロスの少ないネットワークとなっています。カットオフ周波数は2,300Hzに設定されています。

●詳細スペック

方式 3way 密閉方式 ブックシェルフ型
ユニット 低域  27㎝コーン型
中域  16㎝コーン型
高域  ホーン型
再生周波数帯域 25Hz~35,000Hz
定格入力 75W 
最大入力 200W
インピーダンス
出力音圧レベル 93㏈/W/1m
クロスオーバー周波数 2,300Hz
サイズ W380mm×H680mm×D351mm(ネット含む)
重量 29㎏

 

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