ONKYO

ONKYO SCEPTER E-603A オリジナルの仕様とオプション仕様

今回は、ONKYOのSCEPTERシリーズ、E-603Aをご紹介致します。中域と高域に凄い形状のホーンを使った3WAYシステムで、ONKYOの70年代のシステムの中でも高級機にあたるシステムでした。持っていたシステムと世に出回っているユニットが大きく仕様が異なっていた為、調べたことをご紹介したいと思います。

●システム紹介

発売は1973年、当時ペアでの価格が210,000円と非常に高価なシステムでした。密閉型の3WAYシステムで、高域と中域に豪華なホーンを搭載したシステムになります。拡散ホーンのメリットを生かしたリアル再生可能なシステムとなっています。

ユニット構成は低域に30㎝コーン型ウーファー、中域に拡散ホーン、高域にホーン型で構成されています。ユニットを外した際に、想像していたユニットと違っていたので調べてみたところ、別売りのユニットでバックキャビティを搭載した豪華なユニットが低域用、中域用、高域用と発売されていました。別売りのユニットは手持ちにない為、ユニット紹介でカタログをもとにご紹介したいと思います。

密閉型のエンクロージャーは、リアルウッド突板仕上げの高級感あるデザインとなっており、背面には中域用と高域用のレベルコントロールを搭載しています。

●ユニット紹介

低域用のウーファーは、30㎝のコーン型ウーファー(型式 W-3028B)が搭載されています。残念ながらセンターキャップが潰れてしまっているのですが、別売りのオプションユニットは、W300Aとなっているようです。振動板は、当時新開発であった軽量コーンとなっており、軽量が故に触った感触も薄く柔らかく感じました。エッジはゴムエッジの採用で、今現在でも綺麗な形状と弾力を維持しています。

支持するダンパーは特殊なダンパーとなっており、フレームはアルミダイカスト製で、頑丈な造りとなっています。

中域は、凄い形状をした拡散ホーンにて、型式は、(MD-301001B)となっています。別売り仕様のユニットは型式(HM-450A)となっています。二重イコライザーの特殊な形状のホーンはONKYO独自の改良がほどこされ、指向特性を大きく改善しています。振動板は硬質ジュラルミンのダイヤフラムを採用し13,000Hzまで再生可能となっています。

高域の豪華なホーントゥイーターは、(型式 TW-716B)を搭載しています。別売りのユニットは、TW-1500Aとなっています。三重構造になった広い指向特性を持ったホーンで、無垢のアルミ合金を削り出して製作され、2.2㎏とずっしりとした重量があります。

ネットワークはクロスオーバー周波数、550Hz/7000Hzに設定されています。

簡単なシステム紹介の記事となってしまいましたが、別売りのユニットの存在があったというのはビックリしました。もちろんバックキャビティを備えた、別売りの高級なユニットの方が見栄えも仕様も優れていますが、オリジナルのユニットも現在作るとなると何十万円もかかってしまうような造りとなっています。E-603Aを入手した際に別売りのユニットが付いていたらとてもラッキーですね。

●詳細スペック

方式 3way 密閉方式 ブックシェルフ型
ユニット 低域 30㎝コーン型(W-3028B)(別売りW-300A)
中域 ホーン型(MD-301001B)(別売りHM-450A)
高域 ホーン型(TW-716B)(別売りTW-1500A)
再生周波数帯域 27Hz~20,000Hz
定格入力 30W 
最大入力 60W
インピーダンス
出力音圧レベル 93㏈/W/1m
クロスオーバー周波数 550Hz/7,000Hz
サイズ W410mm×H690mm×D346mm
重量 28㎏

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