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超ビンテージ 珍しい30年代のワルツ59型ダイナミックスピーカー

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今回は、超ビンテージのフィールドコイル型のスピーカーを簡単ですがご紹介したいと思います。凄く歴史を感じるユニットで、残念ながら導通はありませんが、今後はさらに見ることができないようなスピーカーだと思いますのでここに残したいと思います。

1925年、初めて日本でラジオが放送されました。はじめのラジオ放送は『あ~あ~聞こえますか?』という発信だったという歴史があります。

調べて見るとこのスピーカーは、ワルツ59型のダイナミックスピーカーであることがわかりました。

NHKの放送博物館に眠るような珍しいスピーカーで、正面に鉄製のガードが付いていることで鉄仮面と呼ばれていたスピーカーで、1940年頃までロングセラーとなった人気モデルです。

フレームを見てみると、日本放送と書かれたシールが貼られています。この日本放送協会は1926年に設立されました。日本のどこにいてもラジオ放送が聴けるように整備が進められていく年代です。

フィールドコイル型のユニットが盛んに生産されていた時代、当時は張り合わせたコーン紙にて性能の悪いものでした。マルコニー社の縫い目無しのコーン紙からヒントを得て張り合わせ無しのコーン紙が世に出回っていく戦争の時代の前のユニットになります。

張り合わせたコーン紙にコーンガード、コーンの表側センターに蝶ダンパーを搭載したとても珍しいユニットの紹介でした。

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