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PIONEER S-101 音響物性100KHz!? 高価セラミックカーボンのシステム

今回は、超高価な振動板を使ったシステム、PIONEER S-101をご紹介します。このS-101のトゥイーター振動板にはセラミックカーボンという貴重な素材が採用されています。このセラミックカーボンの特徴は100KHzまで再生可能な音響物性を有しています。非常に希少な振動板を持ったシステムとなっていますので今回も詳しく内部までご紹介したいと思います。

●システム紹介

発売はバブル期の1987年、デジタルサウンドがブームであった時代に当時ペア価格50,000円で発売されたシステムです。

ユニット構成は低域に18㎝コーン型ウーファー、高域に2.5㎝のドーム型トゥイーターで構成されており、ユニットフレームは強靭なアルミダイカスト製で磁気回路は当時ブラウン管テレビが主流であった時代に合わせて、防磁設計になっています。

後面にバスレフポートを備えたエンクロージャーは、音響的に優れた高密度のMDF素材が使われ、低域のウーファーユニットは、エンクロージャー内部から一本の太いボルトで固定するミッドシップマウント方式が採用されています。

●ユニット紹介

低域には、18㎝のコーン型ウーファーを搭載しています。振動板はポリプロピレンにカーボングラファイトを混ぜたインジェクションコーンが採用され、フレームは強靭なアルミダイカストとなっています。

ユニット正面から見ても取付ボルトが見えない、ミッドシップマウント方式となっています。ウーファーユニットの外し方は、後ろのターミナルを外すと簡単に外すことができます。

高域は、2.5㎝のドーム型のトゥイーターとなっています。振動板は非常に高価で貴重な素材のセラミックカーボンが採用されています。このセラミックカーボン素材は100KHzまで再生可能な音響物性を有していますが、現在では高価すぎて量産できず、使用しているメーカーがほとんど出てきません。

フレームはアルミダイカスト製で強靭な造りとなっており、磁気回路はこちらも外部AV機器に影響がでないよう、防磁設計となっています。

低域用

高域用

ネットワークは分割式で相互干渉無くロスの少ないネットワーク設計となっています。クロスオーバー周波数2,500Hzに設定されています。

●詳細スペック

方式 2way バスレフ方式 ブックシェルフ型
ユニット 低域  18㎝コーン型
高域  2.5㎝ドーム型
再生周波数帯域 45Hz~40,000Hz
定格入力 25W
瞬間最大入力 120W
インピーダンス
出力音圧レベル 90㏈/W/1m
クロスオーバー周波数 2,500Hz
サイズ W215mm×H363mm×D226mm
重量 7.7㎏
エッジサイズ コーン直径118mm
ロール外形141mm

 

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