PIONEER

PIONEER CS-700 システムと内部ユニットの紹介

今回は1969年に発売された、PIONEER  CS-700について詳しくご紹介します。このサイトでは現在ではとても希少なビンテージスピーカーにフォーカスを当てて、どのようなシステムでどんなユニットが使われているかなど、内部まで詳しくご紹介しています。

●システム紹介

発売は1969年、当時ペア価格66,000円で発売されました。当時、サランネットを外しても美しいバッフル面を見せるという流行の中に生まれたシステムです。

振動板は、1966に米国のホーレイ(hawley)と技術提携し、その技術から生まれたFB(Free  Beating )コーン紙がCS-700から採用されています。

ユニット構成は低域に30㎝のコーン型ウーファー、中域に12㎝のコーン型スコーカー、高域にホーン型トゥイーターの3WAYで構成されています。

ウォールナットの突板の美しいエンクロージャーは、ボックス内部に吸音材を充満させるアコースティックサスペンション方式のブックシェルフ型で、正面バッフルに中域用と高域用のレベルコントロールを搭載しています。

●ユニット紹介

低域には、30㎝のコーン型ウーファー(型式 30-709F)を搭載しています。振動板は米国ホーレイの技術を生かしたFBコーンが採用され、エッジはクロスエッジとなっています。

中域は12㎝のコーン型スコーカー(型式 12-101F-1)を搭載しています。振動板はウーファー同様FBコーンが採用され、エッジはクロスエッジとなっています。後方にはバックキャビティを搭載し、ウーファーからの背圧による影響を遮断するほか、f0を上げています。

高域にはホーン型トゥイーター(型式 PT-405F-1)を搭載しています。マルチセルラホーンにすることで、指向特性を上げています。振動板はアルミ合金を採用、磁気回路はフェライトマグネットとなっています。

ネットワークはクロスオーバー周波数は500Hz/5,300Hzに設定されています。背面には通常のフルレンジ入力の他、マルチアンプ用の端子を備え、2WAY/3WAYの再生を選ぶことができます。




●詳細スペック

方式 3way アコースティックサスペンション方式
ブックシェルフ型
ユニット 低域  30㎝コーン型 (型式 30-709F)
中域  12㎝コーン型   (型式 12-101F-1)
高域  ホーン型    (型式 PT-405F-1)
再生周波数帯域 35Hz~20,000Hz
最大入力 60W
インピーダンス
クロスオーバー周波数 フルレンジ入力 500Hz/5,300Hz
出力音圧レベル 95㏈/W/m
サイズ W380mm×H660mm×D320mm
重量 16.9㎏

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