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YAMAHA NS-500 大型アルニコマグネットとベリリウム振動板

今回は、1976年にYAMAHAから発売されたシステム、NS-500について詳しくご紹介します。このNS-500は、大傑作のNS-1000Mの技術を受け継いだベリリウム振動板を搭載した二作目にあたるシステムで、トゥイーターにベリリウム振動板、ウーファーの磁気回路には特大のアルニコマグネットの採用など、凄く豪華なシステムとなっています。ネットワークも振動を抑える独特な造りとなっていました。今回もどんなユニットが使われているのか詳しくご紹介したいと思います。

●システム紹介

発売は1976年、当時ペア価格110,000円のシステムです。

ユニット構成は、低域に25㎝のコーン型ウーファー、高域に3㎝のドーム型トゥイーターが採用されたバスレフ方式の2WAYシステムです。

NS-1000Mの技術を受け継ぎ、二作目にあたるベリリウムを採用したシステムで、LSI製造技術である電子ビーム真空蒸着と特殊合金技術によって造られています。

●ユニット紹介

低域には25㎝のコーン型ウーファー(型式 JA-2508)を搭載しています。

振動板はYAMAHAで開発されたコニカルタイプのコーンで、オリジナルのエッジはウレタンエッジが採用されていますが、経年による加水分解によって、現在ではオリジナルのエッジが残っているものはありません。

フレームは分厚いアルミダイカスト製で、頑丈な造りとなっています。さらにエンクロージャーとウーファーユニットを、ユニット止めで四ヵ所ネジ止めすることによって、ユニットから伝わる共振を低減させています。磁気回路は大型のアルニコマグネットが採用された豪華なユニットとなっています。

高域には3㎝のハードドーム型トゥイーター(型式 JA-0516)を搭載しています。振動板はNS-1000Mの技術を受け継いだ、ベリリウム振動板を採用しています。フレームは分厚いアルミダイカスト製で、磁気回路は90φの大型のフェライトマグネットとなっています。

ネットワークは振動による影響を防ぐ為樹脂で完全に塞がれ、クロスオーバー周波数1,800Hzに設定されています。エンクロージャー後方には高域用のレベルコントロールを搭載しています。




●詳細スペック

仕様 2WAY バスレフ方式 ブックシェルフ型
ユニット 25㎝コーン型ウーファー(型式 JA-2508)
3㎝ドーム型トゥイーター(型式 JA-0516)
定格入力 30W
最大入力 60W
インピーダンス
再生周波数帯域 40Hz~20,000Hz
出力音圧レベル 91㏈/W/m
クロスオーバー周波数 1,800Hz
外形寸法 W335mm×H610mm×D338mm
重量 19.3㎏

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