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JBL 2135 各部の紹介とスペック

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今回はJBLのプロフェッショナルシリーズの15インチ(38㎝)のワイドレンジ、2135の各部を詳しくご紹介致します。

●システム紹介

このJBLの2135は、創設者のジェームズ・B・ランシングが1948年に開発し、1956年に発売されたD130のprofessionalバージョンとして1971年に発売されたユニットになります。

当時一本価格73,100円と高価で、スペックはD130に比べて耐入力の向上、アルニコVマグネット自体の形状が変わりマグネット重量も少し重くなっています。

振動板は軽量振動板でありながら、コルゲーションを必要とせず、わずかなカーブを付けることで全体の強度を保っています。高域特性を伸ばすためアルミ製のセンタードームが採用されています。

エッジは二波のクロスエッジが採用されパッキンは豪華なコルクが採用されています。

支持系のダンパーは布製の波型にて、ボイスコイルは安定した振動が得られるよう、4インチ(10.2㎝)径のアルミリボン線エッジワイズ巻きが採用され、磁束密度を上げる為狭いギャップの高精度な造りとなっています。

磁気回路は、5.9㎏の重量を持つ、強力なアルニコVマグネットで、フレームは強靭なアルミダイカスト製で、ターミナルはプッシュ式となっています。

個人的に2135はネットワークスルーで、7kHz~8kHzの12㏈octでクロスさせるのが自然な感じで好きです。38㎝径の大口径でありながら、広がりのある繊細かつダイナミックな音が凄く好きです。




●詳細スペック

方式 38㎝ シングルコーン  フルレンジユニット
インピーダンス 8Ω/16Ω
最大入力 100W
再生周波数帯域(実測) 40hz~8,000Hz
最低共振周波数 40Hz
出力音圧レベル 103㏈
ボイスコイル径 4インチ(10.2㎝)
バッフル開口径 フロントマウント/リアマウント 355mm
外形寸法 387φ×D146mm
重量(実測) 7.5㎏

JBLのスピーカーユニットにつきましては、別記事で一覧にまとめてあります。お役にたてれば幸いです。

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