PIONEER

PIONEER S-X4 JBLの技術を生かしたシステム ユニット紹介

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今回は81年にPIONEERから発売されたシステム、S-X4について詳しくご紹介致します。個人的にずっと気になっていたシステムで、JBLと共同開発されたことや見るからに分厚いダイカストフレーム、チタンの振動板を採用されたモデルとなっています。

●システム紹介

発売は1981年、当時ペア価格48,000円のシステムです。

このモデルは他にS-X4Gというモデルがあり、このGはエンクロージャーの色がシャンパンゴールドのモデルなので最後にGが記載されているようです。

低域に18㎝のコルゲーションの入ったコーン型ウーファー、高域用にチタン製のドーム型のトゥイーターを搭載した2WAYのシステムで、JBLと共同開発されたシステムになります。JBLとの共同開発は1975年のシステムから始まっているようです。

●ユニット紹介

低域用のウーファー(型式 16-735B)は18㎝のコーン型ウーファーで、振動板はJBLと共同開発され、米国ホーレー社製のコーン紙となっています。エッジは波型のクロスエッジに制動剤が含侵されたものが採用されています。

フレームは分厚いアルミダイカスト製で、正面から拝見するとLE8Tに似ているように感じます。磁気回路は101φの大型フェライトマグネットとなっています。

高域用トゥイーター(DT-011A)は、2.5㎝のハードドーム型トゥイーターを搭載しています。振動板はチタンが採用され、フレームは分厚いダイカストフレームとなっています。ボイスコイルには熱に強い耐熱の被覆銅線が採用されています。

ネットワークはクロスオーバー周波数2,200Hzに設定され、正面バッフルには高域用のレベルコントロールを搭載しています。エンクロージャーはS-X4がローズウッド調仕上げ、S-X4Gがシャンパンゴールド色仕上げとなっています。エンクロージャー内部はガラスウールの吸音材が採用されています。




●詳細スペック

方式 2way 密閉方式 ブックシェルフ型
ユニット 低域  18㎝コーン型 (型式 16-735B) 
高域  2.5㎝ドーム型  (型式 DT-011A)
再生周波数帯域 40Hz~25,000Hz
定格入力 30W
最大入力 60W
インピーダンス 6.3Ω
クロスオーバー周波数 2,200Hz
出力音圧レベル 91㏈/W/m
サイズ W230×H385×D243mm
重量 7㎏

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