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DENON DP-1000 誰でも簡単に高速回転修理 トランジスタ編

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今回は、DENON DP-1000のモーターに起こる高速回転について詳しくごご紹介したいと思います。以前に同じモーターを搭載しているDP-3000を使って磁気ヘッドの調整方法などについてご紹介しましたが、今回は磁気ヘッドに問題が見られない場合、どこに原因があるのか探してみました。とても簡易的な作業になりますが、実際に高速回転を直すことができましたので小さな参考の一つにしてもらえたら嬉しいです。

DENON DP-3000 回転異常の改善と調整方法ターンテーブル、DP-3000の回転ムラや高速回転などの回転異常について改善、調整方法などご紹介したいと思います。この回転異常は、ストロボが少し流れるといったものや、高速回転するという現象など様々です。調整がズレている事で発生しやすい回転異常ですので、きちんと調整することで改善できるかもしれません。...

DP-1000のモーターをひっくり返して、三本のネジを外すと簡単にカバーを外すことができます。

モーターの制御基板にあるトランジスタを拝見してみると、実際に赤丸のトランジスタ(2SC458)の足が真っ黒になっているのがわかります。●基盤ナンバーのQ1/Q2/Q3です。

付いているオリジナルと同じ形状のトランジスタを探し回りましたが、同じ形状のものは見つけることができませんでした。

小さな部品ですので少々作業しずらいですが、作業自体はとても簡単です。ハンダコテがあれば誰でも簡単に直すことができると思います。トランジスタも向きがあります。向きは下記の画像を参考にしてください。左は基盤に記載のマークです。右がトランジスタの方向です。逆につけると高速回転のままですので気を付けてください。

実際に交換して高速回転を直すことができました。33回転/45回転と安定しています。簡易的な修理になりますが小さな参考にしてもらえたら嬉しいです。

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