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DENON DA-309 トーンアームの詳細スペック

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今回は、DENON DA-307の改良型、DA-309について詳しくご紹介したいと思います。DA-307から採用されているダンピング機構をさらに改良し、大幅な固有振動の軽減に成功したアームで、使いやすくも繊細な設定ができる高級アームです。

発売は1970年代、当時の価格が、32,000円ととても高価なトーンアームです。

DA-307を改良し、トーンアームパイプと本体を分割してメインパイプが自由に動けるような構造となっています。

これらによって、アームベースから受ける振動を制動し、又アームを構成する各部分から受ける固有振動を大幅に軽減しています。

メインパイプが動くようになっていますので、ヘッドシェルの取り付ける際など、回転する力を大きく加えてしまうと故障の原因になりますのできちんとパイプを持って取り付けるようにしてください。

インサイドフォースキャンセラーは無接触式を採用し、構造は回転ドラムにテーパー状にした磁性板を巻き付け、磁石を用いた構造となっています。

調整した針圧と同じ数値に目盛りを合わせることで最適のキャンセル量を得ることができます。キャンセラー目盛りは0.5から3まで0.5間隔を約300度でカバーしています。手前に引くことで解除することができます。

フォノケーブルは5pinの接続となっているので接続はとても簡単です。アンプへの接続は、赤が右チャンネル、白が左チャンネル、黒がアース線になります。SN比をよくするため、アンプ側と別にし、アンプのアース接続口へ取り付けます。無い場合はシャーシにつけます。このアースを付けることで、ハムなどのノイズをカットしてくれます。




●スペック

型式 スタティック・バランス型 ダイナミックダンピングトーンアーム
全長 340mm(最大)
有効長 244mm
オーバー・ハング 14mm
オフセット角 20.5°
高さ調整範囲 42mm~70mm
トラッキング・エラー 2.5度(最大)
針圧調整範囲 一回転2.5g(0.1目盛り刻み)
適合カートリッジ自重 5g~15g
15g~25g(サブウエイト使用時)
ヘッドコネクター EIA規格4Pコネクター
フォノケーブル 5Pコネクター着脱方式

 

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