ONKYO

ONKYO D-77FRX 

今回は1996年に発売された、ONKYO D-77FRXについて詳しくご紹介します。初期のD-77のシステムから9作目に当たるシステムになります。今回はメンテナンスしながら内部紹介はもちろん、苦労した点、改良点まで詳しくご紹介します。

●システム紹介

発売は1996年、当時ペア価格130,000円と高価なシステムでした。

ユニット構成は低域に30㎝のコーン型ウーファー、中域に12㎝のコーン型スコーカー、高域に4㎝のコーンに高音域を伸ばす為2.5㎝の硬質ドームのセンターキャップを採用したトゥイーターの3WAYで構成されています。

音の響きをコンセプトに、エンクロージャーは分厚いMDF素材に内部の所々に補強を入れた頑丈な造りで、正面にはバスレフポートを搭載し、最低共振周波数25Hzから再生可能となっています。

●ユニット紹介

低域には、30㎝のコーン型ウーファー(型式 W-3079A)を搭載しています。

振動板は厚手で剛性高いONKYO独自のバイオクロスコーンとなっています。オリジナルのエッジはエラストマー素材が採用されていますが、経年によって硬化し割れてしまっているものがほとんどです。

今回は加水分解を起こさないポリエーテル系のウレタンエッジに張り替えました。フレームは分厚いアルミダイカスト製で、磁気回路は、140φの大型フェライトマグネットにて後方にマグネットを追加するキャンセルマグネットによる防磁設計となっています。

中域には12㎝のコーン型のスコーカー(型式 MD-1245A)が搭載されています。

振動板はウーファー同様バイオクロスコーンが採用され、厚手で剛性高い振動板となっています。オリジナルのエッジはウーファー同様エラストマー素材で原形はあるものの、簡単に崩れる状態となっていました。

アルミ製のリングに接着固定された鉄製のフレームは外すのが大変でしたが、こちらも加水分解を起こさないウレタンエッジに張り替えてあります。

スコーカーユニットのエンクロージャー部には、個別のバックキャビティを設けることで、ウーファーからの背圧による影響を遮断しています。

高域は4㎝のバイオクロスコーンに2.5㎝の硬質ドームが採用されたトゥイーター(型式 TW-450A)を搭載しています。振動板はアルミとマグネシウムの合金が採用され、強靭なダイカストフレーム、磁気回路はこちらも後方にマグネットを追加するキャンセルマグネットによる防磁設計となっています。

ネットワークはドイツWIMA社製のコンデンサーが採用されています。相互干渉、ロスの少ない分割式で、クロスオーバー周波数700Hz/3,000Hzに設定されています。

上記写真のように内部の吸音材がとても少なく、個人的には低音域での音のバラつきが気になったので吸音材を追加しました。個人的には追加した方が音も落ち着きよかったです。よかったら試してみてください。

いろいろな吸音材

●詳細スペック

方式 3way バスレフ方式 ブックシェルフ型
ユニット 低域  30㎝コーン型 (型式 W-3079A)
中域  12㎝ドーム型 (型式 MD-1245A)
高域  2.5㎝ドーム型  (型式 TW-450A)
再生周波数帯域 25Hz~40,000Hz
定格入力 80W
最大入力 180W
インピーダンス
出力音圧レベル 91㏈/W/1m
クロスオーバー周波数 700Hz/3,000Hz
サイズ W360mm×H660mm×D380mm
重量 25㎏

商品検索

 

 

 









関連ブログサイト

お仕事に関するお問い合わせはこちら


●お仕事以外の個人的な問い合わせにつきましてはご返答を控えさせて頂きます。