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格安!! ONKYO D-502A エッジ張替えメンテナンス致します。

【PR】記事内に商品プロモーションを含む場合があります

今回はONKYO  D-502Aのエッジ張り替えメンテナンスを開始致しますので作業工程や内容など紹介したいと思います。D-502Aのウーファーメンテナンスをご希望の方は記事の最下部からご予約お願い致します。

オリジナルのエラストマー素材のエッジは加水分解を起こし割れてしまっている物がほとんどです。今回のメンテナンスはこのようにエッジが無くなってしまったユニットを復元することはもちろん、長期に渡って振動板に積もっていたホコリとカビによる振動板表面のコーティングについても復元していきますので、振動板の状態が悪いユニットもお任せください。

●メンテナンス工程

まずは最も基本であるユニットの徹底的な掃除をします。細かなゴミもエアコンプレッサーを使って極小さなゴミまできちんと除去することが重要です。スピーカーのメンテナンス時、エッジの張り替え時には特にコンプレッサーが必要になります。これを使わないとゴミの混入などによって、ボイスタッチなどのトラブルを起こしたり、仕上がりに大きく差が出ます。

そして今回ご紹介するユニットは、長期に渡りホコリが振動板の下部に積もっていた状態のユニットで、D-502Aに施されている振動板のコーティングにまで影響を及ぼしているユニットでした。長期に渡りホコリが積もっていると、湿気など含みやすくなりカビの発生に繋がります。このカビが振動板のコーディングに根を張り、表面を崩していきます。

一番上の画像でご紹介したユニットをエッジカスを取り、カビを取り除いた状態が上記画像です。カビを徹底的に取り除きましたが、コーディングを崩し、上下で色が違うのがわかるかと思います。本来はもう少し艶のある振動板になっていますが、このユニットは全体的に色褪せて艶がなくなってしまっています。このコーティングを復元していきます。

D-502Aの振動板は非常に薄く、このコーティングによって外部から影響を防ぐとともに補強も兼ねていると思います。オリジナル同等のコーティング剤を使って復元した物が下記画像になります。コーティングの色合いも戻り、上下の差も目立たなくなったと思います。

●エッジの張替

使用するエッジは、オリジナルがエラストマー素材ですので、ゴムエッジに張り替えます。特徴としては、質量があり、ゆったりとした力強い低音が期待できます。制振効果は非常に高く、ピークが出にくい為、音の癖が少なく扱いやすいです。ウーファーに最適なエッジです。

きちんと全ての古いエッジカスと、ホコリを取り除いてエッジを張り替えていきます。エッジを張り替える際に、木工用ボンドとデービーボンドは絶対におすすめしません。よく付いていることが多いですが、オリジナルの接着材と違って綺麗に外すことができません。次回のメンテンスを考え、きちんと溶剤で外せる接着材をお選びください。エッジの張替えにオススメの水性ボンドをトーンクオリティでもご用意していますので、ご自身で張り替えをお考えの方はヤフオクでも出品しておりますので是非ご検討ください。

塗る作業は、ボンドが少なく、付いていない部分があるとそこからノイズが発生しますので、多すぎても質が下がり、少なすぎてもノイズが発生します。接着剤を塗る量も慣れが必要になりますが、ノイズの発生や、センターズレ、ボイスタッチを意識して張ることが重要になります。

綺麗に仕上がりました。エッジの張り替えに自信が無い方は、ネット宅配に特化したメンテナンスサービス、是非トーンクオリティのご検討よろしくお願い致します。

エッジの張替え時の最も難しいポイントは、f0を左右揃えることだと思います。外観の美しさ、そして見えない部分である最低共振周波数をいかに近づけることができるか、試されるポイントと思います。トーンクオリティでは、外観はもちろんこの特性を揃えることに重きを置き作業致します。

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