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JBL A820vecchioの詳細スペックと内部ユニット エッジ張替え等の参考に

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今回は、JBLのヴェッキオシリーズ、A820について詳しくご紹介します。又、適合するエッジなどについても、ご紹介していますので、エッジ交換やエッジをお探しの方は是非参考にしてもらえたら嬉しいです。

●システム紹介

発売は1990年代、当時ペアでの価格が98,000円と高価なシステムです。リアルウッドのエンクロージャーが特徴的で、どの部屋にも合うような美しい外観になっています。

このvecchioシリーズでは特性だけでなく、視聴を重ねて設定が施されているようです。ユニット構成は低域に20cmのコーン型ウーファー、高域に2.5cmのドーム型トゥイーターの2wayシステムで、正面にバスレフポートを備えています。再生周波数帯域は40Hz~20,000Hzまで再生可能となっています。

●ユニット紹介

低域には、20㎝のコーン型ウーファー(型式 20T10FU-01CW  8131B)を搭載しています。振動板はコルゲーションの入ったファイバーコーンにポリマーコーティングを施した、振動板で、エッジはエラストマー素材のエッジが採用されています。

エッジは経年とともに加水分解し、割れている物が殆どです。フレームはアルミダイカスト製で頑丈な造りになっています。

A820vecchioの適合エッジは現在出品中です。張替えをご検討は拝見頂けると嬉しいです。プロの設計士も使っている接着剤付きですので、安心してご利用頂けます。

●ウーファーユニットの外し方
ウーファーユニットはエンクロージャーにしっかりハマっているのでなかなか外すのが大変と思います。外し方は後面のターミナルを外して長い棒を磁気回路後方に当てて、ゴムハンマー等で衝撃を与えて外すのが一番外しやすいと思います。

高域は、硬質チタンを採用した2.5㎝のハードドーム型トゥイーター(型式 103X070DH-01GD)を搭載しています。ダイヤフラムの形状が特殊で、歪の原因となる分割振動を解消するダイヤモンドパターンのタンジェンシャルエッジが採用されています。

ネットワークは、クロスオーバー周波数1,700Hzに設定されています。ターミナルはバナナプラグ対応になっています。

●詳細スペック

方式 2way バスレフ方式 ブックシェルフ型
ユニット 低域  20㎝コーン型 
高域  2.5㎝ドーム型  
再生周波数帯域 40Hz~20,000Hz
許容入力 150W
インピーダンス
出力音圧レベル 91㏈/W/m
クロスオーバー周波数 1,700Hz
サイズ 幅270×高さ500×奥行333mm
重量 12.2㎏ (一台)
専用スタンド JS-82(別売)

JBL  A820vecchioのエッジ張替えもやっておりますので、エッジの張替えに自信のない方は是非ご検討よろしくお願いいたします。

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