tone qualityでは、実測データに基づく機械による精密調整と試聴による最終確認を行い、オリジナルの価値を尊重したメンテナンスを実施しています。

【宝物を次の世代へ】の理念のもと、お客様が将来にわたり価値を維持できるコンディションを重視しています。エッジの張り替えなど、特性を計測し高精度で調整致しますので、張替えに不安な方は是非気楽にお見積りをお願いいたします。

システム紹介

放送局やスタジオの編集用として開発されたコンパクトなモニタースピーカーシステム。発売は1980年代に発売されたモデルでペア価格18万6千円の高級モデルです。

低域に20cmのコーン型ウーファーである116Hを採用、高域には3.6cmダイレクトラジエーターのLE26を採用した2WAYモニタースピーカーシステムです。

エンクロージャー

発売から40年以上の時の経過がありますので、経年による僅かな傷は見られますが、底面も含め非常に綺麗な希少な個体です。リアルウッドであるウォールナットの綺麗な木目を損なわないよう、表面を整え、自然な色合いになるよう専用のオイルで仕上げてあります。

この工程により、浅い傷や表面のササクレなどの凹凸を整え、木目が際立つ美しい木目に仕上げることができます。

また特徴的な鮮やかな正面バッフルも、塗装の欠けなどは、色を調合して同色にてタッチアップするだけで非常に美しい仕上がりになります。

スピーカーユニット

●ウーファーユニット
低域に20cmのコーン型ウーファーである116Hを採用しています。

コーンは、剛性や高域特性を考慮したコルゲーションの入ったコーンを採用し、フレームは強靭なアルミダイカスト製を採用することにより、低歪化を図っています。

加水分解を起こしたエッジは加水分解を起こしにくいウレタンエッジで張り替え、オシレーター検査、特性計測を重ね、高精度で左右で音に差が無いよう綺麗に仕上げてあります。

●トゥイーターユニット
高域には3.6cmダイレクトラジエーターのLE26を採用しています。

硬質コーン紙とセンタードームの採用により、水平・垂直90゜(10kHz)という指向特性を実現しています。

ネットワーク

ウーファー、トゥイーター、ネットワーク、希少な純正ターミナルの接続端子の全ての接点部分の研磨を行っています。

アッテネーターも内部クリーニングを行っておりますので、一切ガリはありません。破損リスクの高い接点復活剤の使用は一切ありません。

ネットワーク素子は良質な大型のコンデンサーなどの高品位のパーツを使用し高音質化を実現しています。この米国製の希少な純正パーツを生かし、現状どのような動作状況であるかを把握することがとても重要です。

実測特性データー

視聴と機械的計測をし最終確認を行っています。

希少な純正パーツを活かし、素子は劣化の多いコンデンサーのみの交換ですが、実際に特性を計測してみなければ、コンデンサー以外のパーツの劣化を見つけることはできません。

インピーダンス特性検査を行うことで、エッジの仕上がりやダンパ―の劣化などで左右で差があると、大きくグラフのズレとして現れ、耳では判断できない僅かな誤差も見つけることができます。又ネットワークも同様に、コンデンサの容量抜けや抵抗の破損などの耳では判断できない異常もグラフのズレとして見つけることができます。

個体差の大きく出やすいJBLですが、左右出力差が少なくとても安定しています。

インピーダンス特性はユニットの直流抵抗をただ計るのではなく、20Hz~20000Hzまでの各周波数を150ポイントで計測してグラフ化した物です。僅かな異常も見つけられる最もシステムの状態が分かる検査です。

エッジ修理のご依頼は是非tone qualityをよろしくお願いいたします。 

システムスペック

方式 2WAY バスレフ方式・ブックシェルフ型 
搭載ユニット 低域用:20cmコーン型(116H)
高域用:3.6cmコーン型(LE26)
再生周波数帯域 45Hz~20kHz 
インピーダンス
入力 15W
出力音圧レベル 88dB 
クロスオーバー周波数 3000Hz 
サイズ 幅291x高さ483x奥行306mm
重量 12.7kg