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YAMAHA NS-1000M スコーカー トゥイーターのメンテナンス 

今回は、YAMAHA NS-1000Mの、スコーカー、トゥイーターのメンテナンス方法と作業内容をご紹介致します。メンテナンス修理を行う際の注意点や、ビンテージシステムが持つ重要な作業部分などもご紹介していますので是非最後までお付き合い頂けますと幸いです。

目次

●網の外し方

●パッキンと保護金具

●ベリリウム振動板の掃除

●ビンテージ特有の重要な部分

●フレームの塗装

●網の成型

●トゥイーターのメンテナンス

●網の外し方

この網を外し方は、企業秘密にしているところが多いですが、主にシンナーやアセトンなどを使い、網の根本の接着剤を剥がしていきます。気を付けないといけない部分は振動板の方へ垂れていきやすいということだと思います。

しばらく時間をおき、手で軽く引っ張って外します。きちんと溶剤が馴染んでいれば、道具を使わずに簡単に手だけで外す事ができます。傷をつける事なく外す事ができますので、接着剤が緩くなるまで念入りに溶剤をいれます。

 

●パッキンと保護金具

網を外したら、次は網の周りのゴムパッキンを外していきます。ゴムが劣化、硬化している場合があり、切れてしまう場合がある為、網を外した後も再度、溶剤を入れ、ゴムのパッキンを慎重に剥がしていきます。

外した後も接着剤の塊が沢山ついていますのできちんと綺麗に取り除いていきます。この接着剤の塊を取る工程でも仕上がりに大きく差がでますので古い接着剤を一つ残らず綺麗に取り除くといった事が重要であると思います。

●ベリリウム振動板の掃除

次は一番気をつかう、振動板の埃の除去作業になります。振動板の保護金具を+ドライバーで慎重に外していきます。この時、残りの一本のネジを外す際に、保護金具が一緒に動きますので非常に重要な注意点になります。

金具を綺麗にし、振動板は筆で綺麗に払っていきます。エアブローを使用するとさらに細かな埃が吹き飛んで綺麗になります。少しでも力が入ると簡単に傷がついてしまいますので、丁寧にやさしく慎重に取り除きます。ホコリを取り除いたら、アルコール除菌のウエットティッシュで一周軽くなでる感覚で拭くととても綺麗になります。

●ビンテージ特有の重要な部分

40年以上も前のシステムなので、結構な割合でボルトの緩みがみられます。この保護ネットを外している状態でなければ増し締めできませんので、非常に重要な作業工程になります。

●フレームの塗装

比較的綺麗な状態のフレームは塗装する必要はないと思いますが、アルミも経年とともに劣化し、表面に模様が浮き出てきます。塗装するメリットは、こういったアルミの腐食、傷を目立たなくさせる他、腐食を防いでくれます。養生をし、脱脂、ホコリの除去をきちんと行い、薄く塗るので殆ど目立たないです。非常に美しい仕上がりになりますので、おススメです。




●網の成型

最後に網の成型をし、戻していきます。この時にフレーム同様に塗装すると非常に綺麗に仕上がります。傷が少ない物、塗装に剥げがない物などは必要ないですが、傷や剥げが見られる場合は錆の発生を抑えてくれますので塗装をおススメします。

フレームにボンドを塗り、はめ込みます。この時の角度が非常に重要な部分で、角度が曲がっていると台無しになってしまいますのできちんと角度を合わせて戻していきます。

使用するボンドは、整形しやすいtone qualityボンドを強くお勧めします。強力で、又乾いても貼り付ける事ができる優れものです。別記事でご紹介しておりますので合わせて読んでもらえればと思います。

tone qualityボンド 使いやすさを求めた多用途レストアボンドスピーカーのメンテナンス記事にも登場しますが、エッジの張り替え、網を取り付ける際や、紙パッキンを修復する時など、いろいろな用途でご利用頂けるメンテナンス、エッジ張り替え用、多用途ボンドの紹介です。...

とても綺麗に仕上がりました。

●トゥイーターのメンテナンス

続いて、トゥイーターのメンテナンスです。こちらスコーカーができるととても簡単にできますが、パッキンが細いので切れやすいです。作業工程は同じで重要である、接着剤の除去と、振動板の清掃、そしてボルトの増し締めが重要と思います。

最後まで読んで頂きありがとうございました。

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