CORAL

CORAL X-III Xシリーズのベストセラーのメンテナンス

今回は、80年代のベストセラーとなったシステム、CORAL X-3についてご紹介したいと思います。ユニット紹介はもちろん、ユニットを外す際に過去に起きたトラブルなど、メンテナンスをしながら詳しくご紹介しますので是非最後までお付き合い頂けますと幸いです。

目次

●システム紹介

●ユニット紹介

●ユニットを外すときの注意点

●メンテナンス

●スペック

●システム紹介

80年代に発売され、当時一本価格が30,000円と高価なシステムでした。X-VII、X-Vの技術を随所に取り入れ、新時代のニューリファレンスのシステムとして発売されました。小型のブックシェフで、部屋のセッティング等、自由を追求し設計されています。部屋や好みに合わせて、横置き、縦置きと設置可能です。重量級のエンクロージャーをはじめ、全てのユニットのフレームにアルミダイカスト製のフレーム、ハードドームの振動板を採用された中域、高域のユニットなどとても豪華な仕様となっています。

●ユニット紹介

低域には21㎝のコーン型ウーファー(型式8L-37)を搭載しています。フレームは高価なアルミダイカスト製で頑丈な造りとなっており、振動板はコルゲーションが入った抄紙にて、共振や音のヒヅミなどの対策等手の込まれた振動板となっています。磁気回路は101φのフェライトマグネットとなっています。

中域には6㎝ハードドームスコーカー(型式 MD-7)を搭載しています。このスコーカーの振動板は、コーラルが独自に追求してきたダイヤフラムの剛性化から生まれた超硬質軽合金のハードドームスコーカーとなっており、後面にはバックキャビティを設けています。このバックキャビティの効果は、MIDの低域を抑える効果があるようです。フレームはアルミダイカスト製で強靭な造りとなっており、磁気回路は112φのフェライトマグネットとなっています。

音に艶を出してくれる高域は1.6㎝のハードドーム型トゥイーター(型式 HD-10)を搭載しています。振動板の素材はスコーカー同様に超硬質軽合金となっており、フレームはこちらもダイカストフレームにて頑丈につくられています。

ネットワークは、クロスオーバー周波数650Hz/9,000Hzに設定され、再生周波数帯域は37Hz~30,000Hzとされています。エンクロージャーは十分な強度を持ったパーティクルボードを採用し、正面のバスレフポートによって豊かな低音を聞かせてくれます。

●ユニットを外すときの注意点

発売から40年近く時の経過がありますが、過去にもX-3持っておりました。今回このXシリーズの記事を書く時に絶対ご紹介しようと思っていた事ですが、このシリーズに共通するのが、ユニットを止めるメッキの木ネジについて、この木ネジ過去に何本か折ってしまった事があります。木の中で膨張しているのか詳しい事はわかりませんが、パーティクルボードに負けてしまう程で非常に簡単に折れてしまいます。こちらユニット交換する時など、是非気を付けてください。又、錆の発生が見られるようでしたらホームセンターでステンレスの同等ネジが売っていますので交換するのも良いかと思います。

●メンテナンス

誰でも簡単にできるメンテナンスという事で、内部清掃をする事は最も重要である部分だと思います。今回網の中の掃除をメインにご紹介できたらと思います。溶剤を使って、接着されている網を外します。この時、いろいろな所につけてしまうと変色や、色落ちなどの原因となってしまいますので気を付けなければいけません。

外した後も網の周りや隙間に接着剤の付着があるのできちんと取り除いて、綿棒やアルコール除菌のウエットティッシュなどを使って綺麗に掃除していきます。網を外したついでにボルトが緩んでいるかきちんと確認します。

網の内部の掃除が終わりましたら、網の状況を見て塗装します。網の塗装も重要な部分だと思っていて、錆の発生を抑えてくれますし、見栄えがとても良くなります。綺麗に仕上がったら網を戻していきます。ボンドはオススメがあります。良かったら使ってください。

tone qualityボンド 使いやすさを求めた多用途レストアボンドスピーカーのメンテナンス記事にも登場しますが、エッジの張り替え、網を取り付ける際や、紙パッキンを修復する時など、いろいろな用途でご利用頂けるメンテナンス、エッジ張り替え用、多用途ボンドの紹介です。...

ダイカストの腐食が気になるという方は、スコッチブライトを使って、表面のヘアラインの目に合わせて仕上げていきます。この工程で腐食面の凹凸を無くして、塗装した時に綺麗に仕上げる事ができるのでオススメです。この超おすすめアイテムは数百円ととても安いので是非。いろいろな物の錆落としにも使えます。

養生をきちんとして、塗装を施して、極薄く塗った仕上がりは非常にナチュラルに仕上がっています。左側が上記画像の塗装を施した物で、右側は塗装も何もしていません。

●スペック

ユニット21㎝コーン型ウーファー(型式 8L-37)
6㎝ハードドーム型スコーカー(型式 MD-7)
1.6㎝ハードドーム型トゥイーター(型式 2H-15A)
再生周波数帯域37Hz~30,000Hz
許容入力100W
最大瞬間入力200W
インピーダンス
出力音圧レベル91.5㏈/W/m
クロスオーバー周波数650Hz/9,000Hz
外形寸法幅290mm×高さ515mm×奥行260mm
重量11.3㎏

今後も、メンテナンス記事もどんどん増やしていきますので、また是非見て頂けますと凄く嬉しいです。最後までお付き合い頂きありがとうございました。

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