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PIONEER(パイオニア) PAX-A30 昔の凄い同軸型スピーカー

今回は、パイオニアから発売された30㎝の複合型ユニット、PAX-A30についてご紹介致します。このユニットは以前ご紹介したPW-A38と同年代に発売されたシステムで、分厚いダイカストフレーム、巨大な磁気回路と見た目がとてもインパクトの強いフルレンジユニットです。発売から50年という歴史があり、とても希少な同軸2WAYのユニットです。隅々までご紹介しますのでお楽しみ頂ければ幸いです。

●システム紹介

発売は、1969年12月とされ、当時、一本価格25,200円とかなり高額でした。見た目が凄く豪華で、ユニット中心部にこのユニットの一番の魅力であるマルチセルラホーンを搭載した複合型ユニットです。

磁気回路に特大のフェライトマグネットを備えています。ユニット単体重量は実測7.0kgと重量があります。

エッジはクロスエッジで柔らかく、50年という時の経過がありながら、現在でも問題なく健在です。

この柔らかいクロスエッジ、軽い抄紙によって、ウーファーのピストン運動はとても軽くしなやかです。この振動板軽さでQ0値0.3と低く、f0も25Hzと低いです。

中心部にダイカスト製のマルチセルラホーンを搭載し、指向特性を向上させています。ホーンの内部にイコライザーを搭載し、振動板はアルミ合金の振動板が正面から見えます。

フレームは、分厚いアルミダイカスト製でとても頑丈につくられています。このAシリーズは全てユニットの取り付け穴が、全面のキャビティ効果を考えた取り付け穴とJIS規格の取り付け穴の二つが用意されています。

バックロードホーンに合うユニットとして言われている条件が、F0が低いこと、そしてQ0も低いこと、振動板が軽いこと、マグネットが大きいこと、これらの条件を全て満たしているユニットになります。実際にバックロードホーンに入れたことも無ければ、見たこともないのでわかりせんが、この一発を入れて大きなバックロードホーンで鳴らすことができたら凄く楽しそうですね。

●詳細スペック

ユニット 30㎝ 2WAY同軸型ユニット
インピーダンス
再生周波数帯域 f0~20,000Hz
クロスオーバー周波数 3,000Hz
定格入力 30W
最大入力 60W
出力音圧レベル 97㏈/W/m
Q0 0.3
外形寸法 340φ×奥行135mm
バッフル開口 フロントマウント 310φ
リアマウント 276φ又は310φ
重量 実測7.0kg

最後までお付き合い頂きありがとうございました。

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