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VICTOR スピーカー SX-500spirit 内部の紹介とメンテナンス

今回は、バブル期に発売された非常にコストのかかったシステム、ビクターSX-500spiritについて内部まで詳しくご紹介したいと思います。このSX-500シリーズは過去にもご紹介してきましたが、網の外し方などで、困っている方が見られますので、改めてエンクロージャー内部のユニット紹介、そして簡単にメンテナンスできるウーファーとトゥイーターの網の外し方までご紹介したいと思います。

目次

●システム紹介

●ユニット紹介

●詳細スペック

●メンテナンス

●SX-500 spirit システム紹介

SX-500シリーズの三作目にあたるシステムで、1990年に発売されました。二本一組94,000円と高価なシステムでした。この年代はバブルの年代で、コストよりも品質に拘っているそんな時代であったと思います。

ユニット構成は低域に20㎝のコーン型ウーファー、高域に3.5㎝のソフトドームトゥイーターを採用し、クロスオーバー周波数3,000Hzに設定されています。全てのユニットに高価な内磁型のアルニコマグネットを採用しています。内磁型にすることで磁気漏洩を防ぎ、当時主流であったブラウン管テレビに影響を与えないコストのかかった磁気回路になります。

エンクロージャーは、正面バッフルに楓の合板を使用し、ボックスはMDFに木目調のシートが貼られています。ボックス内部にはウール100%の吸音材が沢山入っており、ノイズの軽減をしています。

ターミナルはバイワイヤリング方式を採用し、各ユニットを独立させてのドライブも可能になっています。低域と高域を繋げるオリジナルの配線がありますが、市場に出回っている物はついていない物がとても多いです。

●ユニット紹介

低域のユニットは20㎝のコーン型ウーファー(型式 HSA2027-01F)にて、振動板には西独(ドイツ)クルトミューラー社製のコーン紙を採用しています。

磁気回路は高価なアルニコマグネットを採用しています。高純度の鉄によって、錆びづらく、不純物がない為、磁石も付きません。

一つ前のSX-500IIからの改良点は、トゥイーターのボイスコイルに6N銅を採用されていましたが、SX-500spiritからは低域のウーファー、高域のトゥイーターに6N銅のボイスコイルを使っています。この6N銅とは、銅に含まれている酸化物を可能な限り除去して純度を99.999%まで高めた物でNの数字が高いほど高純度になるようです。

高域のユニットは3.5㎝のソフトドーム型のユニット(型式 HSD2508-01C)にて、振動板にはシルクに薄膜ゴムをラミネートされた物で、ドーム型にすることで指向特性を向上させています。磁気回路は、ウーファー同様高価な内磁型のアルニコとなっています。個人的な意見ですが、とてもボーカルの歌声が透き通って聞こえるそんなトゥイーターに感じます。

●詳細スペック

仕様2WAY 密閉方式 ブックシェルフ型
ユニット20㎝コーン型ウーファー
3.5㎝ソフトドーム型トゥイーター
定格入力45W
最大入力180W
インピーダンス
再生周波数帯域40Hz~30,000Hz
出力音圧レベル90㏈/W/m
クロスオーバー周波数3,000Hz
外形寸法幅270mm×高さ454mm×奥行281mm
重量12.5㎏

●メンテナンス

SX-500シリーズを手に入れると高確率で、網の内部のホコリがとんでもないことになっています。最もメンテナンスの基本である掃除ができるようになると振動板に付いているホコリを除去することで大きく音質が向上します。SX-500シリーズのメンテナンス方法はとても詳しく書いた記事が別記事にありますので読んで頂けると幸いです。

VICTOR SX-500シリーズ 網の外し方簡単メンテナンスSXシリーズ、SX-3、SX-5、SX-211、SX-311、SX-500などのウーファーや、トゥイーターの網の外し方を御紹介したいと思います。マイナスドライバーを使うと、周りのパッキンを傷つけてしまいますし、ウーファーの網にも打痕をつけてしまいます。誰でもかんたんに外せるよう、おすすめの工具まで、まとめてありますので、是非最後までお付き合い頂けますと幸いです。...

最後までお付き合い頂きありがとうございました。

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