今回は、70年代の凄いホーン、ALTEC LANSING 805Bをご紹介します。2×4の8セルホーンですが、定在波や不要共振を抑える凹凸塗装など、なかなか手に入らないホーンですので細部に渡ってご紹介できたらと思います。

●システム紹介
発売は1970年代、当時ペアでの価格が306,000円の高級システムです。70年の初任給が数万円だったことを考えるととんでもないほど高価なホーンでした。
2×4のマルチセラーホーンで、アルミダイカスト製のホーンに、凹凸塗装にて補強されている物で、アルミの板厚も厚い物でない為、比較的重量は軽くなっています。

画像に収めるのが結構大変なくらい大きく、サイズは幅622×高さ330×奥行445mmとサイズがあり、指向特性は水平80°×垂直40°となっています。上記画像は30162の適合アダプターがついています。
この表面の凹凸塗装によって、反射による影響を抑えるとともに、補強面を向上させることができ、又補強することで不要共振を抑えています。この凹凸塗装は、専用の吹き付け塗装用工具一式と高価な凹凸塗装用のサウンデッド塗料が必要になるため、非常に手間がかかります。この凹凸塗装をしてみたい方は、簡単に凹凸塗装ができるラプターライナーが発売されました。詳しい使い方は別記事で詳しくご紹介していますので、凹凸塗装に興味がある方は合わせて読んで頂けると嬉しいです。

●詳細スペック
方式 | 2×4マルチセラーホーン |
指向特性 | 水平80° 垂直40° |
推奨クロスオーバー | 500Hz |
適合アダプター | 30162 |