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DENON DP-1000 ダイレクトドライブ レコードプレーヤー

【DENON DP-1000】

今回はDP-1000について詳しくご紹介したいと思います。定評のあるDP-3000を受け継いでいるモーターで、各部の紹介や、スペック等詳しくご紹介したいと思います。是非最後までお付き合い頂けますと幸いです。

●ダイレクト・ドライブ・ターンテーブル

DENON DP-1000は、モーターのシャフトで直接ターンテーブルを回すダイレクト・ドライブ方式で、ベルトやアイドラーなどの回転伝達機構が無いため、それらに起因するワウフラッターや、ランプルがなく、また摩耗や変形を生じる部分が少ない為、初期性能を長期間維持する事ができます。

ワウフラッターとは、アナログ方式の録音や、再生機器の回転部のムラによって発生する周波数変化のことです。再生音の揺れということになります。ワウフラッターの性能が悪いと、演奏を録音、再生した際にビブラートがかかったように聞こえます。

ランプルとは、モーターから回転伝達機構を通してターンテーブル ピックアップと伝わる雑音的振動(ノイズ)のことです。

●回転スピード検出に磁気記録

ターンテーブル外周の内側には、コーティングされた磁性体が塗られており、DENONが開発した特殊な方法でパルス信号を記録し、それを磁気ヘッドで検出することにより、回転スピードを制御しています。この方法により、記録波長誤差は0.01%以下という高精度となり、又検出周波数が500Hz以上という高い周波数となったため制御回路の安定度が高く、ワウフラッターは0.03%wrms以下という高性能を実現しています。この安定性で針圧やアーム位置などの負荷条件の変化、又電源電圧や周波数の変化、温度変化などの外部による条件が変わっても、回転数の変化はほとんどありません。

ターンテーブル内側にはスピードを制御する為の特殊コーティングが施されています。シンナーなどの溶剤で掃除したり、研磨性能のあるスポンジで掃除しないようにしてください。制御できなくなり、高速回転のトラブルを引き起こします。

●モーターはDP-3000とまったく同じ

定評のあるDP-3000とまったく同じモーターを使っています。交流モーターは、直流モーターに比べ、原理的に回転がとても滑らかでワウフラッターやランプルに対する特性がとても優れています。

このモーターの回転異常につきましては、DP-3000を使ってご紹介した記事がございます。調整方法は、DP-3000と同じですので、回転異常が見られる方は是非参考にしてください。

DENON DP-3000 回転異常の改善と調整方法ターンテーブル、DP-3000の回転ムラや高速回転などの回転異常について改善、調整方法などご紹介したいと思います。この回転異常は、ストロボが少し流れるといったものや、高速回転するという現象など様々です。調整がズレている事で発生しやすい回転異常ですので、きちんと調整することで改善できるかもしれません。...

●わかりやすい内臓ストロボとシャッター

ストロボのコマはターンテーブルの裏側に刻まれ、それをミラーの反射でストロボの流れを見ることができます。ストロボシャッターは周波数に合わせて、不要なストロボを隠し見やすくしてくれています。

各部分の名称がわかりづらい方は、ターンテーブルの各部分の名称と、役割、調整方法をまとめた記事が別記事にありますので、合わせて読んで頂けますと幸いです。

ターンテーブル 各部名称と役割ターンテーブルの各部の名称とその役割をご紹介したいと思います。各部の名称、役割、調整方法を知る事で、音楽ライフをより楽しむ事ができると思います。...




●スペック

駆動方式ACサーボモーターによるダイレクト・ドライブ
回転数33 1/3rpm。45rpm
スピード調整範囲±3%以上
ワウ・フラッター0.03%wrms以下
S/N60㏈以上
ターンテーブルアルミダイカスト、直径300mm自重1.1㎏
起動特性1/2回転以内で定速回転(33 1/3rpm回転時)
モーターソリッド・ローター型トルク・モーター
スピード制御方式周波数検出によるサーボ方式
電源AC100V 50Hz/60Hz
消費電力11W

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