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YAMAHA NS-1000M スコーカーの固着と修理 (動画あり)

過去にご紹介したNS1000mのウーファー固着のご紹介に続き、今回はたまたま固着したns1000mのスコーカーが出てきたので脱磁をし、なかなか見ることができない内部まで詳しく御紹介したいと思います。

目次

●固着とは

●音の違いの動画

●メンテナンス

●固着とは

強い衝撃を受けた時や、磁気回路の錆が原因で、接着剤が浮きマグネットがずれ、ボイスコイルに当たり、正常な音が出なくなる現象をいいます。この時振動板は全く動かず、音はとても小さいです。

NS1000mのクロスオーバー周波数は、500Hz/6000Hzとなっており、高音になるにつれて固着の判断が難しくなってきます。システムとして組み込まれている場合は気づけないかもしれません。正常なユニットと固着しているユニットの音の違いを簡単な動画も使って御紹介致します。

●音の違いの動画

いろいろな音域でご紹介すれば良かったのですが、動画に慣れていなくてとってもあっさりした動画になっています(‘Д’)御覧の通り音圧に大きく変化がありました。高音域になっていくにつれて音の違いの変化も小さくなってきます。
この動画が役にたったと思って頂けましたら、是非チャンネル登録お願いいたします(^^♪

●メンテナンス修理

今回のこのユニットの固着の原因は、エポキシ接着剤の劣化による磁気回路のズレが原因でした。以前ご紹介したウーファーの固着も、今回のこのユニットも3万番台でした。当時接着剤の成分に何らかの不具合があったのかわかりませんが、何の根拠もない個人的感想としましては6万番台あたりまでこの固着が多い気がします。

脱磁をした後の磁気回路です。ベリリウム振動板の中にはグラスウールが敷き詰められています。

そしてこちらがセンターポールを外した画像です。全て接着剤で付けられています。

丁寧に清掃を施し、組み込んでいきます。ギャップの隙間は0.95mmとなっています。このように内部はもの凄くコストがかかっている凄い造りですね。

ベリリウム振動板を丁寧に清掃し、フレームを塗装しました。この工程を施すととても綺麗になった感が凄い出てきます。

最後に網を元通り戻してご覧の通り綺麗にメンテナンスができました。こちら1000Mスコーカー、トゥイーターの簡単なメンテナンス方法は別記事でさらに詳しくまとめてあります。清掃等メンテナンスをお考えの方は読んで頂けますと小さなお役にたてると思いますので合わせて読んで頂けますと幸いです。

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固着時にDCRは、7Ω辺りが正常な物に対して、4.5Ωとなっていました。音の違いにも大きく表れていますが、DCRを測った時に値がおかしかったり、音が小さかったりしたら参考の一つにして頂ければ幸いです。

最後までお付き合い頂きありがとうございました。

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